2013年11月15日金曜日

小児アトピー(顔にひどく出たアトピー)

小児アトピー(顔にひどく出たアトピー)

最初の赤ちゃんを産んで、1年、2年、
初めての子育てで、本人の手に負えないような状況に出会うと
とても当惑します。

あるお母さんが赤ちゃんを連れて来たのですが
今まで皮膚科の薬やステロイドを塗ってきましたが
頬と顔にアトピーがひどく出て
本当に痛々しくかわいそうな状態でした。

このような子を持つお母さんは、
子をつれて買い物に行くのも、公園に行くのもためらいます。
みんなに一言ずつ言われることに耐えられないと言います。

薬を塗っても、少し良くなったように見えるだけで
根本的な治療にはなりませんでした。

このお母さんはもう、この方法ではなく
根本的にアトピーを治療することを望み来院しました。

もう、何も塗りません。
中から作られた皮膚が外のアトピーを押し出す治療を開始しました。









 あんなにひどかった頬がだいぶきれいになりました。








 保湿をしなくても
かえって保湿をしない方が、このようなみずみずしい肌になるのです。





このように完治すれば、治療完了です。
痛くて眠れずに泣き続け、赤ちゃんと一緒に泣いたあの
悪夢のような日は終わりました。

この小児アトピーの治療をしっかりせずに
ステロイドで抑えつけて、
あとで大人になって、就職や結婚を前に苦労している人が
どんなに多いかわかりません。

どうしたら、アトピー性皮膚炎の根本治療ができるのか。
今までの固定観念を捨てて、深く考えていただければと思います。

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