2013年9月6日金曜日

活きタコとアトピー






アトピーを治療していると
夜通し掻きむしった子の苦痛を
親がそばで見ながら
何かしてあげたいのに
掻かなくても眠れるようにしてあげたいのに
何もできないということが
ただ見ていることしかできないということが
とても辛いという話をよく聞きます。


アトピーは免疫が弱くて生じる疾患です。
アトピーはアレルギー疾患です。

それで現代人には免疫力がなく
病気に勝つ力がないために
病気に負けて生じる病気です。

徐々に自然と遠くなる社会になっているために
私たちの体も免疫力を失っていまます。

私たちの体は不思議です。
この世で生まれたので
この世で生きていく力も持って生まれたのです。

体の中に
病気に勝つ力も兼ね備えて生まれまれました。

ところが、さまざまな薬や食べ物
そして環境の変化によってその力が発揮できず
免疫が弱くなりかえって病気にやられているのです。

アトピーも免疫力を育て
体にその力が生じたら
病気に勝つ力が生じたら
体からアトピーを追い出すことができます。

ある日、アトピーがひどいある子を親が連れて来ました。
生まれた時から、全身にアトピーがあったというのです。




アトピーがひどいため
心臓にも問題が生じ、呼吸にも問題が生じ
おばあさんは、その赤ちゃんを見て
この子が果たして大人になれるだろうかと心配したそうです。

お母さんたちは、子どもが幼い程、治療をためらいます。
風邪薬などはどうかわかりませんが
漢方薬を赤ちゃんに飲ませることに抵抗を感じる方が多くいます。

でも、この子の場合はとてもひどいので
今治療を始めないと
命が危険だと思ったので
両親とおばあさんに連れられてこの子は当院を訪れました。

そうして治療は開始されました。
皮がはがれはじめました。
でも問題は、この子がとても弱いために病気を外に押し上げる力が弱いようでした。

いくらよい薬でも
体に病気に勝つ力がなければ
治療の進行が遅れます。

ところが、
ある日おばあさんがその子を連れて来院したのですが
驚きました。
急に治療が進んで良くなっていたのでした。




薬の効果が何倍にもなって現れたという印象でした。

「どうしてこんなに良くなったのですか?」
「活きタコと、あわびを食べさせました。」



「この子が弱くて、病気の治りが遅いようなので
新鮮な活きダコを買ってきて、煮て、
そのスープを何日か飲ませたのですが
この子もよく飲み
そうしているうちに早く良くなったのだと思います。」




アトピーの子に
体にいいからといろんなサプリメントを飲ませると
かえってひどくなるケースがあります。
ひどくならないとしても、
そのサプリメントがアトピー治療の助けになることは
ほとんどありません。

でも、この活きダコには私も驚きました。
働き過ぎた牛が倒れた時に
活きダコを食べさせると起きあがるという話は聞いたことがありますが
アトピーにこのように効果があるとは知りませんでした。

もちろん
活きダコでアトピーが治るのではありませんが
アトピー治療をしながら活きダコのおかげて子に力が出て
病気を克服する助けになったのです。

私はアトピー治療に来るお母さんたちに話します。
「子どもに新鮮な活きダコのスープを飲ませてみてください。
子どもの免疫力を高めてくれます。
でも、活きダコを生で食べさせるのは注意してください。」

免疫力が弱くなっている子に
韓国の海でとれる活きダコが役に立つとはとてもありがたい話です。

活きダコをうまく活用して
健康で丈夫に育ち
心身とも健康な人となり
世界の主人公になって欲しいです。








2013年9月5日木曜日

アフリカ医療ボランティア

アフリカ医療ボランティアへ行って来ました。(2012年夏)
医者なら一度は行って見たい
心のふるさとのようなアフリカへ
今回は娘と息子を連れて
家族4人いっしょに参加しました。
ケニアで1週間
その次にマラウィで1週間医療ボランティアをしました。
マラウィまで行く道が遠く容易なことではありませんでした。
飛行機代もかなり高いものでした。
4人の旅行費と
また薬剤などの準備にかかる費用のため
心に負担がありました。
しかし
息子と娘、妻と一緒に医療ボランティアへ行けるということに
喜びを感じました。
実際
アフリカへ行こうと思っても
普通なかなか行動には移せません。
何か病気になったらどうしようという不安と
治安も悪く
寝る場所や食事も
いろいろなことを考え始めたら
行けないと思います。
しかし
家族そろって行くということが
教育上にも良いと思ったし
また
このような機会はめったにないと思いました。
医者が病気を怖がるのは変だと思うかもしれませんが
むしろ、医者の方が怖がるそうです。
マラウィでボランティアを開始しました。
ところが
タイのウィリという医師も私たちと同行したのですが
見た目がタイ人のようではありませんでした。
心臓疾患の専門医ですが
性格も良く、実力もあって
何よりも心が暖かく良い友達が一人できました。



私たちを待つ多くの人がいました。
おばあさんもいらっしゃったのですが
この方は地面にただ楽に座って
待っていました。
自然と溶け込んだ姿でした。


村の子供たちはここに全員集まったようでした。
その中でも
3人の兄弟は仲がよさそうに見えました。




私たちは1日中患者を休むまもなく診ました。
私の補助が娘
妻の補助が息子
医師と補助の呼吸が合う
とてもよいチームでした。






息子は現地の人たちの言葉をすぐ覚えて
会話を始めました。


マラウィは本当に美しい国でした。
この子供たちの顔を見ていると
心が吸い込まれていく感じです。
医療ボランティア中にも
その後にも
また行き帰りの飛行機の中でも
子供たちといろいろな話をしました。
何かもっと必要なものがあるでしょうか?
一緒に行くことより
いいことが他にあるでしょうか?
そして
アフリカで奉仕する父と母の姿をみて
子供たちが感動し
尊敬のまなざしで見ていたということ
それもとても大きな収穫です。

2013年9月4日水曜日

アトピー博覧会

アトピー博覧会には何度も足を運びました。
もしかしたら
何か良い情報があるかと思って行きました。
子どもを連れて行ったこともあれば
妻と行ったこともあれば
病院のスタッフと一緒に行ったこともあります。

博覧会ではそれなりに
食べ物に関する話
環境に関する話
保湿に関する話

多くの情報が提供されており
有名な大学教授も講演をしていました。

私も一度博覧会に出席する機会があって
当院の治療方法を
一度小さなブースでしたが紹介したことがあります。

アトピーで悩んでいる方が多く
その多くの人が治らないという絶望の中で生きています。
そんな方に少しでも力になれればと思い...


2013年9月3日火曜日

アフリカの花

アフリカへ行くと
なぜかすべてが自然で
すべてが澄んでいてきれいで
神秘的に感じます。
家の塀の前に咲いた花を見ても神秘的で
花壇に咲いている花も


空き地に咲いている花も
道路際に咲いている花も

どこかに隠れて
恥ずかしそうに顔を出している花も
美しいです

これは子どもの時に食べたことがある
綿の木ですが
ここで見れるとは思いませんでした。
子どもの時
畑に行くとこれがたくさん植わっていました。
学校の行き帰りにこれを食べると乾きがいやされ
甘い味がしました。
ここアフリカで見れてとてもうれしかったです。

 愛する二人が手をつなぎ
愛している心を通わせている姿は
またひとつの美しい花として
私の眼に映りました。
この二人より
もっと美しい花がありました。
 一人でいても
大勢いても
この子たちの顔を見ていると
悩みはどこにも見当たりません。
ただ
ありのままの姿です。

この子たちが
アフリカの本当に美しい花です。

首にひどく出たアトピー


アトピーは人によって
出る部位も現れる状態もそれぞれ違います。
一ヶ所に集まっている人もいれば
あせものように全身に広がっている場合もあります。
また
魚のうろこのような形をしている場合もあります。
顔にひどい人
腹部にひどい人
胸にひどい人
足にひどい人
それぞれ異なりますが
首にひどく現れた人もいます。
体の他の部位には何も出ていないのに
首にだけ集中的に出ている人がいます。
首はあせもができやすい部位でもあり
皮膚が重なり合う部分なので
風通しも悪く苦労します。
それに
人の目に付く場所なので
その視線のためにもつらいものがあります。




首の部分が他の部分より弱くて
そこに毒が集まっていることがわかります。
首から始まったアトピーが
後に足に出るのか胸にでるのかわかりません。
すなわち
人はそれぞれ弱い部分があるのですが
そこに病気の原因となる毒が集まり
そこに巣を作るのです。
首には重要なものがたくさんあります。
扁桃腺、甲状腺、咽頭など
それらが弱いとアトピーもひどくなるのですが

これを取り除いて本来の自分に皮膚に戻るためには
「保湿」だけではすぐに限界が来るということがわかります。


アトピーの原因を取り除けば
炎症を起こしていた細胞がはがれ落ちていきます。





とりあえず
毒のある細胞が一枚一枚はがれて行くと
徐々に明るい色の皮膚に変わります。






そうして部分的に再び出てきますが
この時はアトピーの層が薄くなっているので
最初の状態とは全く異なり回復に向かっていることが分かります。




その後
毒のある皮膚はみな押し上げられて剥がれ落ち
きれいな本来の皮膚になり
アトピーから解放され
生活に何の支障もなく元気に生活できるようになります。



2013年9月2日月曜日

皮膚がただれることと新しい皮膚が再生すること

アトピーを初めて見たとき、驚いた記憶は今もはっきり覚えている。
皮膚が完全にただれた状態で漢方医院(韓方医院)に来院したのだが
わたしはとても悩んだ。

韓医学科大学に通っている時にはアトピーという単語を聞いたことがなかった。
いや、習っただろうが、気にしたことはなかったというのが正確な表現だろう。

卒業して社会に出ても長い間この病気については知らずに過ごした。

ところがある時期からこのアトピーについて騒がれ始め
解決法がないためにハンセン病のような印象をもつ人が多かった。

そうして直接アトピー患者を診るようになった。
特に子どものアトピー、真っ赤にただれた皮膚を見て
とても私も当惑した。

鍼で?
それともお灸で?
それともカップリングで?
そうじゃなければ、何かもっといい方法は?

もいだばかりのリンゴやナシは
つやつやしていて新鮮だ。
そして時間が過ぎたら、腐り始める。
そうなれば、商品価値が下がり、最後には捨てることになる。

理論的には単純だ。
ただれた部分の皮膚を再生させられず
外側だけ保湿をして
何かを塗り続けていけば
皮膚が生き返るのではなく
中で悪化するしかないのだ。

りんごは時間が経てば果肉がぶよぶよになって腐り
新しい新鮮な果肉が生じることはない。


人は違う。
生きている人なら、新しい皮膚を再生する力が人間の体に備わっている。
その機能が働けば、病気は徐々に取り除かれ
新鮮で明るい皮膚が出てくるようになる。
この皮膚は赤ちゃんの皮膚のように透き通っていて美しい。























皮膚が徐々に黒ずんでただれて行くのなら
病気がひどくなっているのであって

新しい皮膚が出て明るくなるなら
病気が除去されているのだ。

このようにして病気の原因であった毒が除去されれば
アトピーは克服できる。






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なぜ、ローションを塗るのか


アトピーを治療する医者として
患者さんと最もよくぶつかる問題がローションなどの保湿剤だ。



多くの人の医学常識の中に「保湿」があるため
ローションを使用することは
理解をさせる必要もなく
正常な治療を受けていると考える。

しかし
冷静に一度考えてみてほしい。

なぜローションを塗るのか?

本当にローションを塗るとアトピーが解決しますか?
ローションを塗ってアトピーを解決しましたか?
今まで
短くとも数か月、長ければ数年間、
ローションを塗ってきて
果たしてその塗ったものがアトピーを治療してくれましたか?

もし、アトピーを治療するため
ローションを一時的にしばらく使用しただけなら
それは理解ができる。


現在、不眠症に悩まされて
睡眠薬を飲まなければ寝れない人が多い。
睡眠薬はよくない薬だ。
睡眠薬を飲み続けたり
あるいは、量を増やしていくと
さまざまな問題が起きる。

もし、睡眠薬を飲まずには眠れない人が
健康を取り戻すためには
睡眠薬ではない他の方法を探さなければならない。

そうではなく
睡眠剤に頼るなら結果はわかりきったことだ。

アトピーも同じことだ。
ローションをしばらく使うのは構わない。
しかし
ローションでアトピーが治らないのなら
病気の根本を解決する方法に目を向けるべきだと思う。

一生塗っても治らない一時しのぎのローションに頼っているのは
病気を治そうとすることを放棄した状態だと私は思う。





ローションを塗り続けると皮膚の状態は色素が沈着し湿っぽくなる。
一時的には良くなったように見えるが実際は良くなっていないことを知るべきだ。

ローションを塗れば
しばらくはかゆみが治まり
しばらくは良くなったように見える。

しかし
他の人がしなかったことを考え
方向を転換させれば

新しい道を発見し
道が開かれる。

一生、塗り続けて生きるのか。
それとも
考えを変えて
アトピーから解放される道を探すのか。