のどにできたアトピー、本当にイライラします
のどや首はアトピーがよく出る部位です。
それが出る原因は多様ですが、今出ているアトピーをはがすことができれば
きれいに良くなります。
人生は思うようにはいきません。
決意をしてもその通りにならないのが人生です。
アトピーになった人が苦しむ原因も
食べてはいけないものを食べてしまって自分を責め、
かいてはいけないのに、一度かきはじめたら止まらなくなり、
それでアトピーがひどくなってしまったと自分を責めることです。
どんな病気もその治療法法にはその道理があります。
その道理がわかれば、治療方法も見えてきます。
今日は、「掻くこと」について考えてみようと思います。
掻くと悪化すると思うと、思いっきり掻くこともできずにイライラします。
実際、掻けば赤くはれたり、あるいは血が出たりします。
痒さはいくら我慢しようとしてもできません。
掻くと血が出て、つめのバイキンが中に入って、2次感染を起こし、それでアトピーがひどくなると思えば、掻くことにストレスになり、掻かないために手を覆ったり手を縛ったりします。
しかし問題は、かかなければアトピーが治るのかということです。
かかなくなれば、アトピーが治ったと言えるのですかということです。
薬を塗ることで、かゆみがなくなれば、その皮膚にはもうアトピーはなくなったと言えるのでしょうか。
中から正常な健康な皮膚が作られて上がってきている状態なら
いくら掻いても、血が出ても問題は起きません。
もちろん、痒くなく、掻かないのなら一番ですが、
もし、掻いたとしても、血がにじんでも、中から皮膚が上がってきているのなら
その傷ついた表面の皮膚ははがれ落ちていきますので、中で2次感染を起こすようなことが
ずっと減るというわけです。
痒さはアトピーの副産物です。
アトピーのために掻き、アトピーのために血がにじむのです。
ですから、痒みをどうにかしようとするのではなく、アトピーの根本治療をすることを私は勧めているわけです。
それでは、のどの部分にできたアトピーがどのように治療されていったのか写真でごらんいただきます。
このような状態で来院されました。このような患者さんは多いのですが、
もちろんのどの部分だけにアトピーがあるのではありません。全身にあります。
今まではこの人も保湿を続けて管理をしてきましたが、結局解決にはならないため、
当院を来院され、新しい皮膚が生成される漢方を服用する治療を開始しました。
こうしてアトピーをすべて除去しきれいになれば、もう痒さもないために掻かない努力をする必要もありません。
汚染された毒のある細胞をみなはがせば、このようにきれいになり心も開放されます。
これがアトピー治療の新しい道です。
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