人は誰でも考えがあります。
この考えは人生の中で作り上げられていきます。
教育や見聞きしたもの習ったものなどの情報により
覚えたり習得してそれが人の考えを作り上げます。
しかし、
この考えが正しい場合もありますが、過っている場合も多いというのが問題です。
他の人はそのように思わないのですが自分の正しさに閉じこもると
他の人の話が全く聞こえず、自分の主張だけする場合が生じます。
このようなとき、「自分の考えに陥る」というのですが、そのときに多くの問題が生じます。
アトピー治療においてもこの自分の考えが問題になる場合が多々あります。
アトピーは平凡な疾患ではありません。昨日ある方が来院し、こんな話をしました。
病院に子供をアトピーで連れて行くと医者はあまり喜ばない表情?で対応し、
大学病院などでもアトピーは治療ができないというのが常識なので、
薬を処方して、一時良くなっても再発するのでお互いに信頼関係も築けず気まずくなるからだそうです。
アトピーが大学病院に行きさえすれば治るのであれば誰も恐れる病気ではありません。
そこでもだめだという結論が出たときに、そのすべての重荷が親の肩にのしかかり、民間療法や自然治療方法にすがりつくことになります。
普通、一般的にアトピーは何か塗るべきだと考えます。
その方法は数年数十年間続けてきたことですが、アトピーは治らずに緩和し一時安定するのみです。
ある程度は安定しますが、徐々に累積していく方法で、
徐々に強い薬を使わなければならなくなる方法で、この方向へ進むと結局はいつかは限界に到達します。
不幸にもこの方法以外の方法を医学が示してくれないため、現在大部分のアトピー患者はさまよっています。
しかし、中から新しい皮膚を作り、アトピー毒を追い出す方法を用いれば、待ったく違う結果が得られます。
上のような状態で成人の額のアトピー患者が来院されました。
ここまでなるまで、放置していたのではありません。
治療を続けてきた結果このようになってしまったのです。
しかし、治るどころかこのように皮膚に異常が生じてきました。
これを今後10年20年続けても何の希望も見えてきません。
絶望し、うなだれていたとき、当医院の話を聞き来院しました。アトピーをはがし落とす漢方薬を服用し始めました。
額のアトピーがはがれて、健康な皮膚につやつやの皮膚に変わりました。
今までは額を隠して外に出ていましたが、もうどんなヘアスタイルにしても大丈夫です。
このようにアトピーをはがすとアトピーから抜けだすことができます。
問題はアトピーには何か塗らなければならないという「今までの考え」からまず抜け出さないと、
この道を進めないということです。
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