アトピー治療のために来院されるお母さんと私はじっくり話をします。
「この子がアトピーがひどくて眠れずにかくのですが、塗り薬を塗ってあげると痒みが治まって寝ます。
でも、塗ってはいけないとなると、眠れなくなるんですがどうしたらいいでしょうか。」
「お風呂に入ったりシャワーをすると肌がつっぱるのですが、何も塗ってはいけないんですか?
塗らないともっと乾燥してがさがさになると思うんですが」
普段見聞きした「一般常識」という枠の中ではアトピー治療ができません。
そのために新しい方向に考えを導いていくことが必要になるのですが、
それは容易いことではありません。
アトピーの痒さやつらさを和らげるために薬やローションを塗ります。
そうすれば一旦眠ります。でも、またかゆみが出てきたら眠れなくなり、また塗ります。その繰り返しです。
それがさらに数ヶ月数年繰り返されると、
最初に効いていた薬が効かなくなり、もっと強いステロイドが処方されます。
病院ではその方法を「管理」と呼ぶかもしれませんが本当に管理しているのでしょうか。
それが数年続けば、重度のアトピーとなり、多くの合併症まで引き起こします。
この方法は今まで10年20年間行ってきた方法でその方法でアトピーを克服することができないことは
皆知っています。
それでは、今日は骨盤にアトピーができて来院した子のケースを見てみます。
他の部位にもアトピーがありますが、この骨盤の部分にひどく出ていました。
この状態で皮膚科へ行けば、今までの方法のまま薬を塗り、炎症を止める薬を飲むように言います。
そして様子を見ましょうと言います。
しかし、これは根本治療ではありません。
とりあえず表面の炎症が見えなくなるように安定させる方法です。
当院ではその方法は用いません。
体質を改善し免疫力を高め、体の中のアトピー毒をすべて排出させる治療を行います。今までの治療とは全く反対の方向です。このような方法もあるのです。
この方法を用いれば、アトピーの根本的な解決ができるだけでなく健康になります。
抗生物質やステロイドも医学の発達により開発された貴い薬です。
しかし、使用方法が問題なのですが、繰り返し使用し長期間使用してきたのなら、
一度立ち止まって冷静に考えてみてください。
そして、どうしたら根本治療が可能なのか見極める必要があります。
考えを変えると新しい道が見えます。
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