2014年3月31日月曜日

お腹アトピー治療(薬を塗ったら黒ずんできました)


お腹のアトピー治療(塗ったら黒ずんできました)

モッポ市からあるお母さんがお子さんを連れて来院しました。子供にアトピーになって大学病院に通っていました。担当の医者から処方を受け軟膏をこまめに塗っていました。そうして病院に行った時に聞いたそうです。

「先生、いただいたお薬を毎日ちゃんと塗っていたんですけど、だんだん黒ずんできちゃった気がするんですが。」

お医者さんは、何のコメントもなく、ただ微笑んでいたそうです。

アトピー治療の現実です。

病院ではしっかり管理して、指示通りに洗って、保湿をすることを求めますが、実際にそう実行してみたことがある人は子供の皮膚が徐々に黒ずんでいくと言います。

とりあえず、子供が掻かずに、夜も眠れるのはいいのですが、アトピーがなくなっているのではないために、徐々にこの痒さはひどくなり、痒がる子と、掻かないように監視する親との戦いは激しくなります。

保湿を熱心にしてみた人はこの方法では解決にならないことを知っています。それでは保湿をやめたら痒みはどうしたらいいのでしょうか。塗るのをやめたら、アトピーのひどい部分がもっとひどくなり、痒みも痛みも倍増します。

何の対策もなしに塗るのをやめたら、ただアトピーがひどくなった状態が続きます。そこで、その時に保湿はやめますが、反対に体の中のアトピーをなくすようにすれば、アトピーが徐々に減っていきます。

アトピーをどうやってなくすかと言えば、皮膚の再生能力を高め、毒を持った細胞を皮膚の外に排出させる漢方薬を処方します。それによって、毎月皮膚が一枚一枚はがれるたびにアトピーは体から徐々に減っていきます。そうして最後にはアトピーのないきれいな肌を取り戻します。

お腹にアトピーがある人が来院しました。(薬によって症状はあまり目立ちませんが)
アトピーがひどい人は全身にアトピーが広がっています。このように部分的にあるのではありません。腹部のアトピーであれ、全身アトピーであれ関係なく、この人はアトピー治療で保湿をして、お腹の部分に多くアトピーが溜まっていることがわかります。

このようにアトピーで覆われてしまった人に、もう保湿せずにアトピーをはがすようにすれば、下のような過程で腹部アトピーがはがれていきます。
 
 
 
 
 
 
 

アトピーを治療する上で最も注意するべきことは保湿しないことです。中から押し上げてはがしているのに、表面に何かを塗れば、はがれようとするものがはがれなくなり、治療が進まないからです。

こうしてすべてはがれ落ちて自分の本来の肌に戻れば、もう痒さのために苦労することもなくなります。痒さをなくそうとするのではなく、アトピーをなくせば痒みも同時になくなります。痒さだけ止める目的で塗り続ける治療をすれば、後々に苦労することになります。

2014年3月29日土曜日

目の周囲のアトピー治療


目の周囲のアトピー治療

アトピーの中でも目の周囲にアトピーがひどい場合、人目が気になってつらい部分もありますが、視力に影響を与えることがあるために問題が生じます。



このような状態で初めに来院しました。今まで抗生物質や塗る薬で治療をそれなりにしてきたそうですが、炎症がひどくなり不安でやってきたそうです。今も皮膚の表面に液が滲んでいますので、抗生物質で炎症を抑えなければならないのが今までの治療法です。しかし、その方法ではなく、これからはゆがんだ細胞を表面に押し上げてはがす方法を用いることにしました。

漢方薬を飲んでどうやって炎症をなくすのかと、理解ができないという人も多いのですが、漢方薬の中には新しい健康な皮膚を作り、それが上がってきて、炎症を起こしている皮膚をはがし落とす薬もあるのです。

 

漢方薬の力によって、アトピーがはがれ始めました。そして目の周囲にある炎症細胞もなくなって、徐々に明るい皮膚になってきました。

手の甲やかかとなどが乾燥して角質が生じてカサカサすることもありますが、乾燥とは関係なく中から病気を外部に押し出すときも角質が生じます。これは良い角質で一枚一枚はがれていき、最後にはきれいな状態になります。

アトピーがすべてはがれれば、保湿してアトピーを安定させる様子とは全く異なる状態になります。炎症で苦労することもなく、明るくきれいな自分の姿を取り戻すことになります。このような状態になれば目のアトピーのために起きる合併症の心配もなくなり、完全にアトピーとはおさらばできます。
ファン・ヒョジョン(ウナ韓方医院院長)
www.unhwamedi.com

好転反応で出てくるアトピー


好転反応で出てくるアトピーと現れるアトピー 

アトピー治療をするときに患者さんが最も恐れるのは、状態が表面に出てくることです。今までよりひどく症状が現れると生活が不便になり人目につきたくないため外出もできなくなり、また、このままもっとひどくなったらどうしようという心配が募ります。

多くのストレスを受けたり、外国へ引越ししたり、妊娠したり、何かのきっかけによってひどくなることもあります。

様々な原因のために成長過程で何度もひどくなることがありますが、ひどくなる度に病院へ行って安定を維持するの一般的な方法です。

今日私がご説明したいのは、何かの原因によって症状がひどくなるものではなく、発現現象、いわゆる好転反応のことです。


これは最初に来院したときの姿です。見た目には安定しているようですが、私の経験上、こういう皮膚の状態は中にかなり毒がたまっている状態です。そのため、このまま今までの治療を続ければ、ある一定の期間を過ぎた時に、もう何を塗っても炎症が収まらない日がやってきます。

今からは表面の安定ではなく、表面はそのままにして中からの根本治療をするために、皮膚再生を促す漢方薬を服用し、中から押し上げてアトピー毒を含む細胞を剥がし落とす治療を始めました。

この時、中に溜まっていた毒が多ければ多いと多く現れ、少なければ少なく現れます。毒が多ければ血や液が滲んだりかさぶたができ、少しある場合は白い角質が剥がれ落ちます。

この時、良くなっているという証拠は、皮膚のトーンが明るくなること、そして液が滲んだり血が出ても傷口がふさがっていくということです。ただ悪化する場合は皮膚が黒ずみ、傷口も良くなりません。
 
 
 
 
 


結局、アトピーがすべてなくなると、自分のもともとのきれいな肌になりますが、その肌にはとても明るく傷跡もありません。こうなればアトピーは完治したと言うのですが、このような治療方法がアトピーを根本的に治療する方法だと私は考えます。

アトピーが悪化していく様子と、アトピーをなくす過程で表面化している様子は、一見同じようですがよく見ればまったく違います。体の中にある悪い毒をみな追い出せば、健康に生活できるようになります。
ソウル・雲火(ウナ)韓方医院 ファン・ヒョジョン

2014年3月26日水曜日

全身に広がったアトピー治療


全身に広がったアトピー治療 

アトピーは一ヶ所に出て、その周囲に広がっていく病気ではありません。ある場所に出たと思ったら、ある時期になって全身のあちこちから症状が溢れ出す病気です。皮膚をつたって広がっているのではなく、根っこがあって体のあちこちに芽が出ているわけです。ですから、レーザー治療などで部分的に削って治療できる病気ではありません。それで薬物治療をするか、何かを外部から塗って治療するしかないのです。

しかし、そのような表面の治療で、中からあふれ出てくる毒をなくす努力はあまり役に立ちません。中からの根本解決が重要です。アトピーは先進国病でもあり、アレルギー疾患でもあります。またストレスを受けるとひどくなるために、神経皮膚炎という別名もあります。

問題は先進国になったら医学もかなり発達していますし、患者たちが病院に行くお金がなくて発病しているわけでもありません。またアトピーは数多くの化学者や医学者が研究しているのにも関わらず、いまだにこれといった解決方法が打ち出されていないのが現実です。

医学の進歩によってもこのアトピーは解決できず、患者さんたちは仕方なく保湿を続けながら管理をし、これ以上ひどくならないことを願いながら生活しています。

私は今までの固定観念を捨てて、別な角度からアトピー治療に取り組むべきだと考えます。


上のような状態で来院した子に「どうしてこんなになるまで放っておいたの?」と言っても何の意味もありません。現在の姿はどうであれ、今までの管理の仕方がどうであれ、それは関係なく、今から方向を変えてアトピーを治す治療を開始することが重要なことです。

私の方向は、上に塗る保湿という方向ではなく、中から上に押し上げる方向です。アトピーがある変質した細胞を押し出してはがす方法です。漢方薬の中でも新しい健康な皮膚を作る薬を服用していただき、外部にはもう一切何もぬらないようにします。そうすると、中から上がってくる健康な皮膚によって、アトピーは剥がれ落ちていくのです。そうして本来の自分の姿に戻っていきます。その治療過程を下の写真でごらんにいれます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
こうしてアトピーはなくなり、「新しい人」になりました。病気に勝ったのです。もうアトピーのために泣くことも悩むこともありません。このような根本治療をすれば、全身にアトピーがあっても問題にはなりません。
ソウル・雲火(ウナ)韓方医院 院長 ファン・ヒョジョン
 
 

 

アトピーをすべて治療した後にやって来る幸せ


アトピーをすべて治療した後にやって来る幸せ

 

東医宝鑑というドラマを見ると、胃がん治療する場面が出てきます。それを見ながら、「漢方医学であんな病気も治せるんだ」とうれしくなります。その他にも昔の医師たちの「らい病」を治療しようと努力した人の話や、難病を治療しようとした医師のその一生を知ると、自然と頭が下がりその方たちが偉大に見えます。

現代にも難病が多くあります。その不治の病のうちの1つにアトピーがありますが、そのアトピー性皮膚炎がとてもひどいものは、見ていられない程ひどい症状の場合もあります。私が毎日、アトピー患者さんと接しながら、生まれてまだ数ヶ月の赤ちゃんが来る場合もありますが、もうどうしようもない位にひどい状態になって体中がかさぶたになているそんな重症の方もやってきます。

「今までどんなに苦労してきただろうか、今までどんなに傷ついてきただろうか…」

しかし、反対に良くなって、もうすぐでアトピー治療が終わるという人がやって来て帰るときには、診療室から出て行く後ろ姿を見ながら、とても幸せになります。昔の多くの医者もこのような幸せの中で、自分なりに喜びを感じながら、治療過程の中で起きる様々な問題を乗り越えて行ったのではないかと思います。

 

アトピーも怖い病気です。アレルギー疾患なので今後文明がさらに発達すれば、より増えていく病気です。

体の表面のあちこちに液がにじんでいる子を連れてきたお母さんの顔はとても心配そうでした。治療法法がなく、その子の下にも二人の妹、弟がいましたが、その子たちもアトピーでした。保湿を続けていましたが、徐々にひどくなる様子を見て、夜になるととても痒がるので怖いと言っていました。寝るときは両サイドに子供を寝かせて痒がるたびに掻いてあげなければならないのですが、子供たちも寝不足、お母さんも寝不足で、そしていつこのアトピーが治るかも見当もつかない状況で不安の中で生活していました。



アトピーははがせばなくなり病気です。要ははがす方法を知らずに、この毒をどんどん体にためてきたためアトピーが治らなかったのです。中から健康な皮膚が上がってくる漢方薬を服用させれば、徐々にアトピーが落ちていき、中から明るい色のきれいな皮膚が見えてきます。

 


結局はアトピーがすべてはがれていき、アトピー治療は完了を迎えます。背中も同じことです。

 
 


アトピーを剥がすと、皮膚の色がまず変わります。健康な本来の状態になります。もうアトピーから開放されます。もう夜中に掻いてあげなくても済み、夜にぐっすり休めるようになりました。幸せな表情で帰っていく家族を見ながら私も本当に幸せな気分でした。

もう、人の目を気にしないで、元気に明るく生きるんだよ!!

アトピーで苦労する多くの人がこのように開放されて欲しいですし、特に生まれて間もない子供たちは、1日でも早く治療を開始して、アトピーと一緒に人生を歩まないようになって欲しいです。

ソウル雲火(ウナ)韓方医院 院長 ファン・ヒョジョン
www.unhwamedi.com
 

2014年3月25日火曜日

顔のアトピー治療


顔のアトピー治療

アトピー治療をしていると一人一人それぞれの前に障害物があることがわかります。思いもよらないことに出会うこともあり、動揺することもあります。特にアトピーを患っている個はアレルギー疾患を持っているために、過敏反応を起こす場合があります。血液検査をしてアレルギー反応を起こすものを把握することもできますが、予知していなかったもので反応し苦労する場合もあります。毛細気管支炎になってしまった場合、海産物や卵、ピーナッツなどに過敏反応を起こすこともあります。

私の娘は今は大学生で大人になりましたが子供の時に目の周囲にアレルギーがひどかったことを覚えています。1歳の頃に急に目が腫れて、これは一体なんだろうと心配したこともあれば、中学生の時、学校でテスト中、急に目の周囲が腫れて、テストの途中で早退したこともあります。

その後、これはアレルギーだと知り、この漢方薬を飲ませてその変質した細胞を剥がしたことがあります。このように成長過程で様々なことに出会うのですが、どんなふうに対処するかが重要です。

今までの治療法は、このような状況になった場合、その原因物質を避けるとか、あるいはアレルギー物質に慣れさせるためにその原因物質を少しずつ注入し、免疫を高めるとか、症状が急にひどくなった場合は、ステロイドを使って安定させる方法が大部分の治療法です。

しかし、その方法はアレルギーを根本的に解決するものではありませんが、アレルギーを起こす細胞を新しい細胞に入れ替えれば、より根本的な方法になります。



上の子はアトピーでとても苦労しました。体全身にこのように赤くアトピーが出来てしまい、過敏反応をあちこちで起こしている状況です。しかし、今まで行ってきた方法から方向を変えて、アトピーを体からなくすことに決心しました。

中から新しい健康な皮膚が作られるようにし、アトピーを排出する方法で、漢方薬を服用するようにすると、健康な皮膚が上がってくるに従って、アトピーを含んだ変質した細胞は押し上げられてはがれていき、最終的にはアトピーの皮膚が全くなくなる方法です。


 
 
 
 
 

アトピーを完全に剥がし落とせば、もうアトピーから自由になれます。もうアレルギーで苦労することもなく、健康で抵抗力のある子に成長します。アレルギーを起こす物質を避けるべきなのではなく、この過敏細胞をなくして、自由に生活できるようにすべきです。

 

背中のアトピー治療


背中のアトピー治療
アトピー治療は有名な学者が難しい言葉で表現すればアトピーが治るのではありません。その人の治療法に従った結果、ひどい慢性アトピーに進展したのだとしたら、これはそのままその方法で行くべきなのではなく、違う方法を模索しなければならないのではないでしょうか。


ある子が上のような状態で来院しました。アトピーが全身にひどく液がにじんでいました。もう保湿を繰り返しても収まらない状況になっていました。問題は、このようになっても既存の方法以外に何か特別な治療方法が病院にないということです。今までもかゆみがひどければかゆみ止め、炎症が生じれば抗生物質というように、治療をしてきたわけですが、その結果がこれなら、病院では薬の量を増やすことしか他に方法がないわけです。

しかし、今までその方法を用いた結果がこれなのに、これからも数年、十数年それを繰り返して行ったらどんな結果が待っているのでしょうか。この子の未来はどうなるのでしょうか。

 

自分の考えはいつも正しいと思っている人は問題があります。私ももしそうならば多くの人に苦痛を与える人間になるでしょう。アトピー治療に関して、いままで「正しい」と考えられてきた治療法があります。しかし、もう一度その正しさを考えてみる時期が来たのではないでしょうか。いつまでこの「塗る」治療が正しいと信じるのでしょうか。(治っていないので正確には治療とは呼べませんが)

私はとても簡単なことから方法を探しました。転んで傷ができたら自然とその傷がふさがります。その力が人間には備わっています。アトピーも炎症を起こしているわけですが、その炎症を自ら治し、毒のある細胞ははがして落としたら、アトピーがなくなりきれいな本人の肌になると考えました。

 
 
 
 

漢方の中にそのような機能を高めるものがあるのですが、それを処方して服用した時に、写真のようにアトピーがはがれました。

保湿によって安定させる方法とは全く違う結果です。たくさん体に溜まっていたものを追い出してきれいになった姿です。すばらしい理論も学問もいいですが、自分の免疫力を高めて、毒をなくすという簡単なこの方法なら、誰でもわかりやすく、誰でもアトピーから解放される方法です。