2013年8月31日土曜日

アフリカの赤ちゃんのアトピー

アフリカに医療ボランティアに行ったときのことです。
アフリカの赤ちゃんはとてもかわいいです。
特に生まれたばかりの赤ちゃんがかわいらしくて
何度も顔をのぞいてみました。



ある時
産まれて間もない新生児を見たのですが
皮膚が黒くありませんでした。




不思議でした

またある子は
生まれてそれほど経っていないようでしたが
皮膚に異常がありました。






韓国ではめずらしくない
アトピーの症状がありました。




まさか
アフリカにもアトピーがあるとは思いませんでした。






アフリカも環境が悪くなり
だんだん
汚染されて変化し
このような病気も生じるようです。

もう一度
考えさせられました。
豊かな生活が本当によいものなのか。

唯一の治療薬、ステロイド?(2)


韓国の自動車産業は
はじめは日本からその技術を習った。

一番重要なエンジンを日本から輸入していたが
ある時期になり、これからは自分たちでエンジンを作りたいと
日本のメーカーに話をすると

「その車が本当に動くんでしょうかねえ」と鼻で笑われ
その言葉を聞いた韓国の社長が社に戻り

今から言う言葉をコピー用紙にみな書きなさい!
「その車が本当に動くんでしょうかねえ」
さあ、これを机の前に貼りなさい!
そして、我が社のエンジンを開発するんだ!

そうして紆余曲折を重ね
ついに
韓国製のエンジンの車が誕生したという話を聞いたことがある。

もし、その時
自分たちにはエンジンが作れないと
途中で断念してしまったら

また
そのまま日本製を輸入し続けたら
今の韓国の自動車産業はなかっただろうと思う

現在は、韓国の自動車産業が発展し
さまざまな分野で日本を越える部分も多い






アトピーも同じではないだろうか
治療法がないという結論を出してしまえばそれでおしまいだが
治療法はあるはずだと信じて進めば解決方法が見えてくる

ステロイドの副作用が騒がれるようになり
「ステロイドの副作用だけ考えるのではなく
医師の指示に従い、短期間使用することには問題ない」
「勝手な判断で量を増やして副作用が起きることのないようにしなければならない」

またステロイドから抜け出すためには
「免疫力を高め、自己治癒力を育てなければならない。
ビタミンやミネラルの均衡を保ち、皮膚が自らの免疫で克服できるように
しなければならない」そう説明している。

問題は皮膚科の病院に通えば徐々にステロイドの量が減り
塗らなくても良くなるのか?
そうではないということが問題である。
慢性化し大人になってしまえば
より強い薬を用いるしかない



これからは自己免疫力に注目しなければならない
私たちの体は自らどんな病気でも治療できる神秘的な力がある

アトピーは不治の病ではない
体は病気を克服する力を兼ね備えている

その力を育て
その力を探し出してあげれば
病気を克服できるのだ

アトピーで苦しんでいる人たちに
「だめだ」とだけ言って
病気に勝つ力を育ててあげないのなら
私たちの子孫に対する先祖としての罪悪だ

もちろん
あれこれ試してみて
患者を苦しめるのもまた罪悪だ

しかし
未来のためには
「だめだ」ということに焦点を合わせるのではなく
可能性のあるところに目を向けて
発展させていかなければならない

健康なきれいな肌が中から出てきて
アトピーが完治すれば
その幸せは言葉では言い表せない













道はある
アトピーで苦しんでいる人たちがその道をみつけ
アトピーを克服し
子孫にはこのような苦痛を受け継がせないようにしたい


2013年8月30日金曜日

腹部アトピー治療


アトピーは
人によって違いますが
体のあちこちにできます。
それで全身性疾患であり
循環器系の疾患です。
今日はお腹にアトピーがある子の
治療過程を見てみます。
















腹部のアトピーが良くなっていく過程を順序別に並べてみました。
お腹の部分だけでなく、顔や首にもひどく出ている子でした。
私たちの観念では掻けば掻かないようにし
炎症が起きたら抗生物質を使い
赤くなったら熱を下げようと考え・・・
このような考えの中にいます。
しかし
このような概念ではなく最も安全で完全なものが
自ら自分の体の病気を治癒する能力によるものです。
それ以上よいものはありません。
保湿をする間
抗生物質やステロイドを使っている間は
自分の中の自然治癒能力が弱くなっていくのが問題です。
自然治癒力を強化してあげれば
自らそのアトピーの原因となっている毒を取り除きます。
そうして
人の手による治療とは比較にならないほど
本来の自分の姿に戻ります
そして
アトピーから開放されます
かわそうで目を覆いたくなる
最初の写真のようなアトピーから
開放された子の姿です



2013年8月29日木曜日

口の周りのアトピー

口の周囲にできるアトピーの治療
顔は顔でも
頬や額などのほかの部位より
口の周りにできたアトピーについて
人はより敏感になってしまいます
口がうまく開けないので
話すのもつらいし
手が自然と口の方へいってしまい
口にできた皮をはがして
舌でなめて(つばを塗って)
あるいはリップを塗り
そういう敏感な部位です
その唇に
アトピーがある場合
そこにつばやリップなど何かを塗ると
このようになります



アトピーがある人が
口の周りに何かを塗り続けると
徐々に黒ずんでいきます
そして
唇のラインがなくなってしまいます




長い間アトピーのあった場所に
薬を塗り続けると
とりあえずは
皮がはがれたりせず
見た目には大丈夫そうでも
徐々に皮膚のトーンが暗くなっていきます

アトピーがない場合は
リップを塗っても構いません

しかし
アトピーが中にある状態の人が
表面だけ何か塗って
とりあえず表面だけ治療しようとしても
病気が治るのではなく
アトピーの根が深くなります
(毒素を溜め込みます)




薬を塗ることが
最初はよさそうに見えても
このように長期間治らずにいる患者さんに会うたびに
「保湿」して塗って症状を安定させようとする方法は
実際に保湿になっていないことがわかります

健康な皮膚の状態であれば
日焼け止めを塗ったり
口紅を塗ることに何の問題もありません

でも
口に病気がある場合には
そうではありません




薬を塗るのを中断すると
膿んだりはがれたりしますが

当院の治療を開始して
中から新しく健康な皮膚が上がってくると





とりあえず見た目は
痛々しく見えますが
病気の根本を除去していきます




この子も唇の状態がよくありませんでしたが
中から新しい皮膚がでるよう
漢方を飲み始めると…



このように
口の周囲の
毒を帯びた皮膚が剥がれ落ち
中から新しい皮膚が出てきて
色が明るくなります



そうして
このようなきれいな唇になります

このように
口唇周囲炎も
治療によりきれいな唇を取り戻すことができます



ウナ韓方医院/ファン・ヒョジョン
www.unhwamedi.com(ウナ韓方医院ホームページ)
 
(日本にお住まいで治療をご希望の方は、メールでお問い合わせください。
日本内にこの治療を行っている病院はございません。
海外にお住まいの方々は、来院の代わりにメールで患部の写真を送っていただいております。
年齢や状況など詳しい相談をメールで行った後、漢方薬を配送する形となります。
メールアドレス:
unhwamedi@naver.com)



2013年8月28日水曜日

一時しのぎの治療から脱して


ある高校2年生の女の子が2ヶ月前にたずねて来ました。
アトピー治療中の患者さんです。
お母さんと一緒に来たのですが
写真を撮ってから
予診をし
私に会ってから
しばらく泣き続けました
アトピーを治療する過程の中で
毒を表面可させる過程があるのですが
過去には薬を塗ってきましたが
私の治療法は
薬で保湿する方法は
毒をためこんでしまうので
塗ってはいけませんと言います
塗ると
アトピーの根本治療にならず
もっとひどくなるので
塗らずに
表面化した毒がはがれ落ちるようにしておく
治療法です
ところが
今まで塗っていたものを塗らないと
問題が生じます
いわゆるリバウンド現象です
今まで
中に押し込んでおいたものが
現れる過程がそれです
そのうえ
アトピー治療の漢方薬を用いて
中で健康な皮膚をつくり
毒を押し上げるため
想像以上に
ひどい状態になることもあります
病歴が浅い人
ステロイドをあまり塗らなかった人
そういう人はあまり出てきません
でも
そうでない人もいます
長い間患っていた人
長期間、薬塗ったり、服用してきた人
そういう人は表面化する毒も多いのです
症状を一時的に治療したいのなら
今までしてきた方法を使うしかありません
しかし
私がアトピーの治療を長年続けてみて
このような保湿のための薬では
10年たっても治る保障がないばかりではなく
どんどんひどくなっていくことが
わかりました
このアトピーを根本的に治療するためには
治療の方向を変えると同時に
考えも変えなければなりません
今までの方法は
一時しのぎだということを皆さんご存知だと思います
決心をして
私の治療法を選んだ方はこう言います
「先生に最後の望みをかけてみます」
「だまされたと思ってやってみます」
説明を聞いて
治療を始めますが
現実は厳しいものがあります
この女子高生は
赤ちゃんではなく高校生なので
周囲のたくさんの人を意識しなければなりません
彼女の顔を見た人がみな
一言ずつ言います
言われなくてもわかっていることを言われ
その心に傷を負います
髪の毛でその顔を隠してみても
全部を隠すことができないので
見せたくなくても
どうしようもありません
しかし
私の所に来たときは
そのつらさが爆発するのです
しばらく泣き続けました
お母さんも
その子のつらさがわかるので
治療に対する不信感を私に吐き出します
辛そうに帰っていく彼女を見ながら
「もう少しだけ我慢してください。じきによくなります」
そう言いました
1週間後に
カカオトークで写真が届き
2ヵ月後には
また来院したのですが
そのときには
だいぶよくなって
私たち3人はいろんな話に花をさかせ
彼女とお母さんは
微笑んで帰って行きました
ファン院長の治療法(日本語)

2013年8月26日月曜日

唯一の治療薬、ステロイド?

アトピー治療の現場にいると
もどかしい時もあれば感謝するときもある

以前、日本へ視察に行った韓国の医療陣が書いたものを読んだことがある
韓国より日本がアトピー治療にかなり前から携わっており
またそれなりに厚生省でアトピー治療ガイドラインもあるので
先進化したアトピー治療法を習うために行き
その報告書のようなものを見た

それを読みながらとても残念だった
それを書いた人たちは
よい情報を伝えてくれたありがたい方だが
その結論はとても悲しいものだった

日本でもアトピー治療にステロイドを適量用いているが
韓国ではどれくらいが適量なのかわからないのだが
日本の医者はティッシュを当てたときに落ちない程度塗るのが良いという
結論を出していた

1年ぐらい前のことだっただろうか
韓国のある放送でアトピーについて3部作で特別企画で放送した例がある
それで日本ではアトピーでそのような混乱を経験したのか
詳しく説明していた

1992年日本のある新聞で
「ステロイドは悪魔の薬」だと書いたことがある
韓国でも最近ある人の書いた文を読んでみると似たようなことが書いてあった

「みなさん
私が夏休みの間、アトピーで病院に通った結果
ステロイドは悪魔!そして麻薬だ!
気をつけて使った方がいい
特に顔には!
ステロイド軟膏は塗り過ぎに注意
注射も打ち過ぎに注意
ステロイドの強度は
注射 〉 薬 〉 軟膏
だという
全部気をつけて
顔にはレベル5が適当だそうだ
ステロイドは中毒になると
肌がもう最悪の状態になること知ってるでしょう?
ステロイド抜け出すには
並大抵のことでは無理
私も気をつけよう」

ステロイドの副作用について
マスコミが騒ぎ出してから
脱ステロイドのためにあらゆる民間療法が出てきた

そうして、ステロイドを使わない治療を
10年ほどしてきたがアトピー患者は
たくさんの苦労をしてきた
これを
ステロイド恐怖時代
食事制限時代
アトピービジネス時代などと呼ぶ

脱ステロイドに挑戦したが
皮膚の反応だけでなく、精神的な副作用も発生する患者が多くなり
日本アトピー協会ではむしろ病院治療にまた戻って
適度なステロイド治療を勧め
正しいステロイド使用法を定めてガイドラインを設けた

2000年の厚生省皮膚アレルギー学会のガイドラインによれば
「アトピー性皮膚炎を早く確実に緩和させる薬として
医学的効果と安全性が十分に認められたものは
ステロイド軟膏が唯一だ」という内容の発表をした

実際、私も日本へ行ってみると
アトピーは治らない病気なので
その時ごとに適度な量の軟膏を塗って維持していくしかないと
運命のように受け止めている状況だった

アトピーについて
韓国よりも10年進んでいる日本に
画期的なアトピー治療法はなかった





2013年8月22日木曜日

不安にさせる言葉と確信を与える言葉

ある親が男の子を連れて来院した。

今までアトピー治療を他の一般の病院でし
ステロイド剤のレベル3の薬を使っていたが治らず
これからは、漢方の治療を始めようと来院した

今までの病院で治療をしながら
体と顔にぶつぶつ出始め、その子は寒がった

医者はその子に
「こういう場合はあまりないんだけど
症状が少し特別でおかしい」
「もう少し薬を飲み続けて塗り薬も塗りましょう」と言ったそうだ

アトピーの模様は人それぞれだ

塊のようになって現れたり
海の波のように出てきたり
魚のうろこのようだったりもする

症状が異なるので
もしその模様によって名前を付けることにしたら
たくさんの名前が付けられると思う

病気を治療しながら今後の治療方向を知ることができたら
模様とは関係なく変化の過程を患者さんに説明でき
そのような予想通りにアトピー治療が進められたら
今は辛くても患者さんたちが希望を持ち
治療に臨める
しかし
「このような症状はめずらしい」と言いながら
そして、今後の治療過程があいまいなら
患者たちは不安な話を医者から聞くことになる

治療の中で
患者さんに希望と確信を与えてあげたら
患者さんは安らげる
この確信がまず医師の心にあって
その次に患者さんに伝えることができる

ところが
医者が自分の治療法に確信がなければ
患者はもちろん確信を持てず
不安の中でアトピーが治るかといえば
それは不可能な話だ

「先生は、来る度にいつも同じことを言いますね?」

私にそういう人がいるが
もう少し深く考えてみれば、私は治療方向をはっきりと知っているから同じことを言えるのだ

アトピー治療の中で
最もむずかしいのが、患者さんに治療法を理解させ
導くことだ

アトピーを治すのは
薬のように思えるが、実は心なのだ










2013年8月16日金曜日

包帯とガーゼをとりました(2)

アトピーがひどくなると
膿が出ます
そうするとひび割れして
不安になります
どんどん
ひどくなっているのではないか
膿が出ると最初は軟膏を塗りますが
その次には
包帯やガーゼを巻きます
アトピー皮膚炎で
膿が出たとき
包帯でぐるぐる巻いてしまうのは
あまり良い方法ではありません
ガーゼで軽く巻く程度にしてください
風通しが悪くならないように
軽く巻いて
テープで軽く止めてください


この子は手足にガーゼを巻いて
その上にとても厚手の布でぎゅっとしばってありました
このようにすると
その部位の体温が上がって
さらにかゆくなります
ガーゼとその布を解いてみると


このような状態でした
皮膚の奥深くまで
その毒があることがわかります
アトピーをステロイドで抑え
表面化させないようにしている時はわかりませんが
中に潜んでいるものを出させてみると
さまざまな模様があるのがわかります
ふくらはぎと弁慶の泣き所は
元々は毒が多く蓄積される部位ではないのですが
この部位に毒が多い人が
以外に多くいます
包帯をとって
ガーゼをはがして
風通しを良くしてから
新しい皮膚が出る治療をすれば


アトピーの毒ははがれ落ちていきます
このようにはがれていくと
本来の美しい肌が出てきます
この位になると
親御さんも心配しなくなります
そして、もう
包帯とガーゼは必要ありません

2013年8月15日木曜日

包帯とガーゼをとりました(1)



アトピー治療で
患者さんが一番つらいのは
膿が出る時期とかゆさがひどい時期です。

特に膿が出ると
いろんな心配が浮かんできて苦しみます。
2次感染、悪化しているのではないか、他人の目...
膿は患者さんとその家族を苦しめます。

普通、膿が出るというのは
症状が悪化していることを意味します。
そして炎症反応が強く現れていることをさします。

一般的には膿が出れば
抗生物質で膿を止めなければなりません。
しかし
症状が悪化して膿がでることもありますが
毒が除去される過程で膿が出ることもあるということを
知っておいてください。

もちろん、
毒が除去される過程で膿がでるというのは
自然に起きるものではなく
中からある方法で毒を除去している場合のことです。

毒が膿となって外に出てくる時のことです。
この膿は
臭いもし
服に付き
かゆさも増し
感染症をおこすのではないかと
心配にもなり

消毒し
ガーゼでくるんで
包帯を巻きます。

この子も
手に膿がたくさん出て
ガーゼでくるんでいました。

ガーゼでくるめば
掻くことができないので
ひどくなることを防げるし
痛々しい患部を隠すことができます。



ところが、
ある人は
ガーゼでくるんだ上に
包帯でぐるぐる巻きにして
風通しが悪くなり
毒が除去されるのをかえって防いでいます。

現代医学では
膿が出れば消毒し膿が出ないようにして
2次感染を防ぐために治療します。

しかし、
私たちの体には
毒や病原菌を追い出そうとする力があります。
その力が発揮できるようにすれば
病気の原因は取り除かれ
徐々に患部が治ります。

その場合は、
ガーゼや包帯で巻くことは
かえって治りを遅くします。



ガーゼを取り除いたら
こんな状態でした。

中から新しい皮膚が出るようにすれば
膿が出ても
かさぶたとなり、毒が剥がれ落ちます。

中の治療をせず
今、表面に出ている膿だけに注目して
膿がでないようにするのなら
病気は治療されず
中に留まったままです。

しかし
原因となっている毒を除去したら
徐々に病気は取り除かれ
きれいになるのです。



この子は先週の土曜日に親と一緒に来院し
本人も親もみな喜んでいました。

「もう、ガーゼも包帯もとりました」

「この子はもう治ったのも同然です」

「少し前までは先生のお話が信じられなかったのですが、
今は本当に治るんだなと確信しています。」

この子のお父さんは80%は治ったと言います。
もうすぐで完治するというのは確実だと言い喜んでいます。

アトピーの原因が除去され
はがれ落ちれば
正常な自分の本来の姿を取り戻せます。
そうしたら
もう包帯もガーゼも必要なく

また
かゆみも治まります。

包帯とガーゼは一時的に使うことがあっても
それが解決にはなりません。
アトピーの原因となっている
体内の毒を外に出し
包帯とガーゼとは別れを告げましょう。

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2013年8月12日月曜日

病気がここに隠れていた!

海を見ると不思議だ
その大きな陸地のあらゆる汚い物が
雨といっしょに海に流れていくが
海流があって海が流れ
塩があって汚い物を自浄し
砂や干潟や多くの海藻があって
汚染された水をきれいにする
本当に不思議な作用だ

人間の体も同じだ
いろいろなものが体の中に入って来るが
これを体が自ら振り分けて排出している

問題は、そのような浄化作用の力より
強く大量の老廃物が体にたまってしまい
さまざまな病気を引き起こすことだ

大人は体は大人だと言えるが
このようなたくさんのものを体と心に貯蔵して生きている
老廃物の倉庫だと言っても過言ではない

たぶん、このようなものが集まって癌を作り
さまざまな病気を作りだしているのだろう

タバコを吸い過ぎると声がしわがれ声になる。
本人は健康だと言っても、すでに毒が体にたまっている
お酒も同じことだ
お酒を飲む人は瞳もくすみ体も悪くなり
声も悪くなる

体にどれほど毒がたまったかは
それが外に出てくる前にはよくわからない
しかし、体はよく知っている

ただ体が徐々に病気より弱くなり
これを外に追い出せないだけだ
本来、体はこの病気を追い出す力がある
それで海のように自浄能力を持っているのだ
この機能を取り戻せば、私たちの体は力を発揮する。

そうすると病気がどこにあるのか
どれくらいの程度なのか教えてくれる
それで私たちは
病気がここに隠れていたということを知る















背中に隠れていたアトピー
これを表面化させてはがれれば、アトピーの毒もいっしょに落ちる。
出てこないように覆い隠すべきではない






アトピーの毒が全部はがれおちると
健康な肌を取り戻すようになる
この時、皮膚は正常に呼吸ができるようになる

隠れていた毒を表面化させ
元の状態に回復させれば体は健康な状態になる

その時、体はうれしくて大きな深呼吸をする





2013年8月5日月曜日

カバンがとても気にいってる。でも、・・・


「カバンがとても気にいってる。でも、幼稚園に行けないのはさみしいな。」
ソウンちゃんが今日は赤いカバンをしょって
ピンクのヘアバンドをして来院した。
もうじき入学式だが
お母さんが赤いカバン(韓国では学校カバンは自由)を買ってあげたのだが
それが気にいって病院(漢方医院)までしょってきて
カバンを下ろしても手でぎゅっと握って放さない。








「ソウンちゃん、そんなにお気に入りなの?」
「うん。とても気に入ってる。でも幼稚園に行けないのはさみしいな。」
ソウンがアトピーがひどく
今まで苦労をした。
幼稚園で友だちからアトピーがあるといって
からかわれたりして
お母さんもとても心配していたし
治療中に、アトピーが表面に多く出てくる時期には
お母さんが1か月ほど、夜も眠れずに大変だった。





また
チョコやアイスをたくさん食べて
顔にアトピーがたくさん出たので
先生に怒られると思って
病院に行くのを嫌がったこともあった。
しかし、今はアトピーが良くなり
学校へ胸を張って登校できるようになった。
私も子どもの頃
新しいスパイクを買ってもらった時
うれしくて抱いて寝たことを思い出す。
ソウンちゃんも同じような気持ちだと思う。
アトピーを治療しながら
ある子がアトピーから完全に解放され
入学式を指折り待っている姿を共に喜ぶ幸せ!
今日も誰が私にこんな幸せをくれるだろうかと期待しながら
治療室に入る。
ソウンちゃん、
元気に学校通って、勉強も遊びも頑張るんだよ。
そして、丈夫に育ってね。


2013年8月3日土曜日

アトピーとヘアスタイルの関係

ある日、ある若い女性が
アトピーの治療のために親に連れられてやってきた。
その姿をみて私たちは驚いた。

頭にタオルを巻いて、
さらにジャンバーのフードで頭を覆っていた。

タオルを取って、写真を撮りながら
その臭いのためにとても大変だった。
タオルを取ったその姿を見て、またさらに驚いた。

一体このような状態で、どうやって生きて来たのだろう。
本人はもちろん、家族もどんな気持ちで生きて来たのだろう。
どれほど辛かっただろうか。

アトピーがひどいなら
よく洗い、清潔にしなければならないのに
かえってこの人の場合、頭を包んでいたために
よけいひどくなってしまった。
かゆいので、かかないために包んでいたようだが、
そのような悪循環がこのような結果となり哀れに感じた。


アトピー克服のためには
まず心が明るくなければならない。
アトピーがひどくなると人の目が気になり、
帽子をかぶったり、長袖を着て、髪も長くして隠そうとする。

また、外出が嫌になり、家に閉じこもるようになりやすい。
こうなると、一番の友はパソコンになり、ゲームで夜更かしをし
徐々に暗い性格になり、人にも会わなくなり
病気に勝つ心の力もなくなっていく。


また別な男子学生が来院した。
その学生もアトピーがひどいが、頭はスポーツ刈りで
頭の皮膚の状態はすぐわかった。

頭がすっきりしていて良かったが
それだけでなく、彼と話してみると明るく肯定的だった。

サッカーが好きで時間があるとサッカーをし、
アトピーで辛いが、泣き虫なお母さんを励ますそういう子だった。
私はこの子を見てとてもうれしかった。
そして治療をしながら、その治療の結果にも満足した。
薬を飲みながら良くなるサイクルも早く
喜びながら治療をした。




髪の毛の状態とアトピーと何の関係があるかと思うかもしれないが
髪を短くし心を明るくし
辛くてもその辛さに浸っているのではなく明るく生きれば
周りの人たちからも愛される。

反対に自分が辛いからといっていつもイライラし部屋に閉じこもっていたら
家族みんなが暗くなり、病気に勝てなくなる。

病気に勝つには明るい心が必要だ。

アトピーになったらまず明るい心を持ち
髪も短く切って、周りの助けも受けながら
一緒に病気に勝とう。

アトピーは治る病気だ。
しかし、アトピーで心まで病んで
心が病気に負けてしまったら、アトピーを克服することはできない。
 

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