2014年1月29日水曜日

乳児のアトピー治療


乳児のアトピー治療法

アトピー治療で重要なことは親の心と医者の心が1つになることです。親も親なりに、「アトピーはこうしてこうすれば治るだろう」という自分なりの方法や考え方を持っています。
聖書にはこのような話があります。

アラムの国にナアマン将軍がいました。しかし、この人は優秀な将軍でしたがらい病(重い皮膚病)をわずらっていました。ある人からイスラエルの国の預言者エリシャのところへ行けば治るという噂を聞き、訪ねて行きました。多くの贈物を持って、軍隊を率いて、盛大に行進して行きました。
到着したのですが、ナアマンがエリシャに会いに来たことを告げると、エリシャは顔も見せずに、その下人がエリシャの言葉を伝えたのですが、「行って、ヨルダン川に体を7回浸しなさい。そうすればきれいに治る」と言ったのでした。そのようにエリシャは、らい病の治し方を教えてくれました。

エリシャは教えてくれたのは教えてくれたのですが、ナアマンはそれが気に入りませんでした。態度も気に入りませんでしたし、「自分の頭の上に手をのせて、祈って治してくれると思った」のでした。
自分の思ったとおりにしてくれず、出迎えることもせず、家の中にも入れてくれなかったため、無視された気分だったのでナアマンは怒って帰ろうとしました。

その時に、周りにいた部下に、「将軍様、もしあなたが、もっと大変なことを指示されても治るのであれば、それをなさったのではありませんか?ヨルダン川に体を浸すことはとてもやさしいことではありませんか?」と言われ、ナアマンは考えました。そして結局はヨルダン川へ行き、体を7回浸してらい病から治った話があります。

この話は、自分の観念を捨てることで道が開ける話です。「祈って治してくれると思ったのに、なんでこんな扱いを受けるのか。おれは一国の将軍だぞ。おれを無視するのか。」とナアマンは怒ってしまったのですが、無視されても、方法がどうであっても、「らい病が治る」のならそれはどうでもいいことです。重要なことは、「治ること」です。それを部下に教えてもらい、ナアマンは癒されました。

私の紹介するアトピー治療方法は、水に体を浸すのではありませんが、今までの治療方法とは方向が違います。一般的な方法は、塗り薬を塗ったり、ステロイドを塗ったり抗生物質を服用することですが、私が行っている根本治療のやり方は、「塗らずに、アトピー毒をはがす」方法です。
これは、アトピーを根本から解決する方法で、皮膚にたまっている汚染された皮膚をすべてはがせば、誰でもきれいになります。はがすといっても、無理にはがすのではありません。皮膚は、1ヶ月に1層ずつ垢となってはがれています。その機能を高め、中に健康なきれいな皮膚を生成し、押し上げていくだけです。

この方法で治療した乳児のアトピー治療事例は下のようになります。












すべてはがれれば、アトピーが治るだけでなく健康になります。もう夜に痒がって眠れないこともありません。もう他人の目を気にしなくても済みます。今までアトピーのためにできなかったこともできるようになります。アトピーは不治の病ではありません。このようにアトピーを根本治療することが可能です。


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肩のアトピー治療


肩のアトピー治療

アトピーと一言で言っていますが、その現れてくる形態は様々です。私が患者さんに説明をするとき、自分と似たような症状だった人がどのように治ったのかを知りたがります。

アトピーが初めに出るときには、くびれた部分に多くできますが、ひどくなると肩に出てきます。その時、不思議に肩にタオルをかけたかのように帯状になって出てきます。そうして最後にはそれが徐々に下に降りてきて全身に広がります。


肩に赤く帯状に出ている状態をそのままにすると、体に広がってしまいますので、早く治療しなければなりません。それではその治療過程をご紹介します。アトピーによい食品や、アトピーに良いというローション、それらのものも良いのですが、それだけでなくアトピー毒を除去する根本治療を並行させなければなりません。








肩に帯状に赤くアトピーが出たときに、保湿ではなく、方向を転換し中から新しい健康な皮膚が上がってくるようにする治療を行えば、その毒は排出され根本治療となります。

このようにアトピーをはがして落とし、中にあった毒が除去されれば最後にはなくなります。このようにすれば、これ以上アトピーを溜めることもなく、アトピーによる様々な問題からも開放されます。

アトピーを緩和することと、アトピーを除去することとは、全く違う結果が生まれます。アトピーから開放されたいのなら、緩和から除去へと方向を変える必要があります。
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2014年1月28日火曜日

ふくらはぎのアトピー治療


アトピー治療、ふくらはぎのアトピー

アトピー治療をしながら多くの人に出会います。アトピーがどれくらいひどいのかということも重要な要素ですが、私は最初の面談でこの人が私の話をどれくらい真剣に聞くのかという部分も重要なことです。

ひどいアトピーだったとしても同じ原理で治療は始まります。今まで考えてきた観念や自分の方法を捨てさせ、私が願う方法に心を導くためには、詳しく治療過程を説明することも重要ですが、患者が自分の方法を捨てて、私が願う方向に心を向けさせることが最も重要です。

アトピーがどのような病気なのか、なぜ長い間治らないのか、なぜ今まで再発を繰り返してきたのか、どのようにすることがアトピーを終わらせることなのか、注意事項は何かなどを話しながら、相手の心を読み取ります。

患者が私の話をしっかり聞いていることが分かれば、私ももっと詳しく説明したいと思うし、心が通じれば話しをしながらアトピーで不安だった心が飛んでいき、アトピーが治るのも時間の問題だと思い心が軽くなります。

しかし、うわの空で聞いたり、自分の主張が頭にいっぱいで、話を聞いていないということを感じるともどかしく感じます。

医者が治療のためにすべてのものを準備していても患者がよく聞いてくれず、治療方針についてきてくれないのであれば、仮に治療を始めたとしても、治療過程がスムーズに行かず、私のした準備は水の泡になります。

ある子が全身にアトピーがひどく来院しました。

家族全員で来院し、説明を聞かれたのですが、まず家族が今までの過程を話し、あちこちを訪ねながら様々な方法で多くのお金を費やし苦労に苦労を重ねてきたことがよくわかりました。お母さんも涙を流しながら今までの苦労を話しましたが、その子はそんな苦労をしたとは思えないほど明るい子でした。

話が終わると私の方から治療の説明をしましたが、家族はそれを聞き、もう、この子の苦労は終わり、あとは治るのを待つだけだという思いで表情が明るくなりました。

その次からは、その家族が1ヶ月に1回訪問してくるたびに、私も会うのが楽しみで、お互いに笑いながら会い、治療を進めることができました。その治療過程を今日はご紹介します。



治療を始めてからは、何も塗らずに、保湿もしません。中から新しい皮膚が上がってくるようにさせて、今まで溜まっていたアトピーをはがし落とす治療だからです。初めは漢方を飲み始めたときに、今までよりひどい状態になって表面化してきました。
見た目はひどくても驚く必要はありません。これは過程であって、中に今まで隠れていた毒が出ているのです。剥がれれば傷もなおります。








 このように皆なくなれば、根本治療となり、アトピー毒がすべて排出され完治しました。

もともとの人間の皮膚にはアトピーがありません。様々な要因で汚染された結果ですが、その溜まった毒を排出することができれば、アトピーも怖い病気でも、不治の病でもなく、治る病気であることがわかります。

いくら良い治療方法が見つかっても、患者とその家族がその治療についてきてくれないのなら、治療が長引いたり、治療がうまくいきません。しかし、家族が医師の治療方向に心を合わせ、心を決めて、しっかり治療に臨んでくれるのなら、お互いに葛藤することもなく治療が順調に進み、治療中も笑って過ごせます。問題は問題自体にあるのではなく、その人の心にあるのです。



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2014年1月27日月曜日

アトピー、再発しませんか?


再発しませんか?

アトピーは治らない病気だと言われていますが、こうやって治療してもまた後で再発するのではありませんか?

再発するという言葉をもう少し専門的に言えば、「リバウンド現象」と呼びます。再び上がってくることを言っています。保湿やステロイドで抑制しておいたものが、保湿やステロイドを中止したことで、再び上がってくるときにこの言葉を使います。これは、アトピーを除去できずに、中に押さえつけておいたために、再び出てくる現象です。実際の写真を見ながらもう少し詳しく説明します。


このような状態で患者さんが来院しました。この人もアトピーが腕にたくさん出ていたのですが、保湿することは今まで絶え間なく行ってきました。これでは、治療にならないと思い、当院を訪問し治療を開始しました。

今までの方向や方法ではない中から新しい皮膚が出てきてアトピーを落とす方法を用いました。中から健康な皮膚が出てくる漢方薬を服用し、アトピーを表面化させ、押し出して、皮膚をはがし落とします。下の写真のような過程でよくなっていきました。






完全に除去したのできれいになりました。保湿で中に押さえつけ安定させる方向と、押し出して排出させる方向は全く反対の方向で、押し出してはがした場合、その皮膚の様子も色も違います。
腕のアトピーをすべて治療すると元通りの健康な皮膚の状態に戻ります。そのために、リバウンド現象という再発とは無関係なのです。

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膝の裏側のアトピー治療


膝の裏側のアトピー

今日は膝の裏側(内側)にできたアトピーを治療し完治した過程をご紹介します。

この人は膝の裏側から汁が出ていて、アトピーが集まっています。
この時、普通大部分の人は、ステロイドなどの抗生物質で、あるいは保湿を考えます。

しかし、この状態になるまでの間、そのような軟膏やローションは試してきました。
治すために保湿をしてきたはずです。
それでも上の写真のような結果を招きました。
それなら、ここにさらに強いステロイドを塗ればよいのでしょうか。
強いステロイドはさらなる蓄積を増やすのみだと私は考えます。
うして外部から塗るのではなく、中からアトピーを押し出す療法を使用し、治療を進めました。その過程をご覧ください。








このような方法で、アトピーをすべて除去すれば、きれいな本来の自分の姿に回復します。この方法での治療期間は、現在、どれだけアトピー毒が体に蓄積されているかによって異なります。もちろん、早く治れば費用もわずかで済みますし、苦労をする期間も短くなるので、早く社会復帰することができます。知りたい気持ちは良く分かりますが、その治療期間を見定めるのはやさしいことではありません。

ただ1つ明らかなことは、この方法なら「アトピーが最後には治る」ということです。「アトピー治療を終えることができる」ということがどんなにビックニュースでしょうか。今までの方法では先が見えませんでした。結果がわかりませんでした。しかし、この方法は結果は見えています。多くの治療事例でご紹介している通り、最後まで治療を続けて行けば、途中、ひどくなって辛い時期があるとしても、最終的にはきれいな元の肌に戻ります。時期が重要なのではありません。必ず治療の最後があるということが本人のみならず治療に携わる医者の立場としても、どんなにありがたく嬉しいことなのかわかりません。
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頬のアトピー、顔のアトピー


頬のアトピー、顔のアトピー治療

アトピーを根本治療するために2つの要素が必要だと思います。
まずは正確に知ることです。

アトピーについて、適当に把握している人と、正確に知っている人では態度が違います。

正確に知るというのは、最近インターネットが発達しているので多くの情報を得ることが可能だとは思いますが、
この病気がどのような病気かということを知ることと、アトピーについてどのように治療しているかということと
治療の結果はどのようなものがあるのかということについてです。
正確に知れば、自分が治療しようとしている方法から離れます。

正確にしてみたことがない人は、

あれこれ漠然と期待をして他の人が良いというものについて心がふらふらと揺れることがわかります。

2番目には私には治療方法がないということを知ることです。
自分の考えを捨てたら、「治療できる」という人に全面的に任せられます。

このような2つの基本姿勢ができていれば、その人は治療が早く進みます。

今日はアトピーが頬にできて顔を覆ってしまった子を紹介します。
特に顔にひどく出ると親は本当に心配です。
結局は保湿をして安定をさせ現状維持をすることしか方法がなかったために続けてきたのですが、

問題は症状が徐々にひどくなり繰り返すのならこの方法では、完治は無理だということです。


保湿だけがアトピーの対策ではありません。
塗ることを繰り返せば、そのために多くの問題が生じます。アトピーははがしてなくすべきです。

この子は、もう保湿をすることを中断して方向を変えました。

今では保湿は全くせずにアトピーをはがすことをはじめました。

中から新しい皮膚が上がってくる漢方薬を処方し、それを飲むことで徐々に中から健康な皮膚が上がってきて

アトピーに汚染された皮膚細胞が押し上げられ、落ちていくのです。


今まで長い間塗っていたために、塗らないでと言われても塗りたくなるようです。
この状態は乾燥しているのではなく、不必要な毒のある皮膚をはがしている過程なので、
ここで塗ってしまえば逆効果です。




こうして最後まではがせば皮膚も明るくなり、もうアトピーではありません。
顔だけではなく体にも少し出ていたアトピーも同じようにきれいになりました。

アトピーは再発し繰り返す病気ではありません。取り除いてはがし落とし、完全にきれいにすべき疾病です。

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