2014年1月13日月曜日

手の甲の乾癬(かんせん)

手の甲の乾癬~本当に治りますか?

乾癬の症状は寒くなるとひどくなり
乾燥するとひどくなるとよく言われています。
そのため乾癬治療には

乾癬=乾燥
という公式で治療を行っています。

乾癬の特徴上、角質が落ちるので乾燥していると思うのです。
そのため「乾燥しているので保湿しよう」と考えます。

しかし、冷静に一度考えてみると
本当に乾燥して乾癬ができたのでしょうか。
乾燥が原因ではありません。
ただ、乾燥してみえるだけです。

漢方医学では病気の原因を大きく2つに分けて考えます。
1つは、五臓六腑から来るもの。
もう1つは六気と呼ぶもので、外部的なものです。
すなわち臓器が弱い、あるいは問題が生じて病気になる場合と
外部から生じる冷え、熱、暑さ、風、湿り気、乾燥のことです。

人は乾燥して角質がはがれているので保湿しようとします。
これは病気の原因を解決しようとしているのではなく症状の改善です。

乾癬をいくら保湿しても
10年20年いくら保湿しても乾癬ははがれません。
長年保湿してきた人はわかります。

ある人が30年保湿し続けたのですが
はじめは額の部分に少しあった感染が、今では広がっていろいろな合併症となって
苦労していると聞きました。

ところが
乾癬は体の免疫のバランスが崩れてできる病気です。
そのために免疫のバランスを正常に戻すと同時に
皮膚にある乾癬を中から押し上げてはがし落とす作業が必要です。

言葉で言うのは簡単でもどうやってはがすのかと思う方も多いのですが
乾癬が徐々に広がっていく過程があるのなら
逆に徐々に縮小していく過程もあるのです。


ある人がこのような姿で来院しました。
自分の皮膚が見たくないと言っていました。
気持ち悪いので見たくないと言っていました。

このような状態の人に塗り薬やローションなどを用いて保湿をし続けると
表面が一時よくなったように見えても、皮膚は徐々に黒ずんでいきます。
乾癬がはがれるどころか、ぴたっとくっついている状態です。
これでは治りません。
しかし、一般的には「保湿」が治療だと思われているのが現実です。



次は手の甲にできた乾癬です。
もちろん体にも出ています。

今までの方法では改善しないため当院に来院されました。
保湿ではなく乾癬を排出する方法を用いました。
その結果をご覧ください。





このように乾癬を治療するには累積ではなく、排出する必要があります。
体の免疫力を高めなければこれは不可能です。

免疫力を高め、自ら乾癬を押し出し
すべて排出してしまえば乾癬は治ります。

簡単な理論です。
一時しのぎの見た目の安定を選ぶのか
乾癬から完全に開放される根本治療を選ぶのか。

その方向性の選択により結果は左右されます。

ウナ韓方医院 ファン・ヒョジョン


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