2014年9月6日土曜日

帯状疱疹の治療(再発をなくす根治)

帯状疱疹の治療


帯状疱疹は主にお年寄りの方、
手術などで免疫が落ちている人によく出るといいます。
しかし、最近では年とは関係なく生じます
それだけ現代人の免疫力が弱まっているということです。

人は人生の中でいろんな病気になり、帯状疱疹になることもあります。

しかし、
この病気を治療できずに何度も繰り返すとこれは問題になります。

また、帯状疱疹になったのなら


1) 免疫力が低下しています。
2) 根本治療しないのなら再発します。


この2つの問題を解決しなければなりません。

すなわち、免疫力をアップさせ、帯状疱疹を根本治療する必要があります。


現代医学の常識では
帯状疱疹菌という菌が、体の中に潜伏しているといいます。
しかし、その菌がない人もいるのではないでしょうか。
中に潜んでいて出て来たとしても、
それをチャンスだと思って根治してしまえばいいのではないでしょうか。



上のような状態は、帯状疱疹の急成期です。
急に風邪気味のような体調不良が起き、
寒気と共に体に水ぶくれができ痛みます。

帯状疱疹急成期には最もつらいのが痛みです。
通常、病院に行けば抗生物質の投与と鎮痛剤を用います。

漢方ではそれはしませんが、問題は患者さんがとても痛がるので
私は初期に痛みを和らげるために西洋医学の治療を進めます。
痛みがひどいと生活ができないからです。

問題はその次です。

免疫力を上げ、帯状疱疹菌を体から追い出さなければなりません。
その菌を退治せずに、ただ痛みを抑えて皮膚の症状を抑えるだけに留まるのなら、
帯状疱疹の跡が残り、そこに菌も残ります。
普通、帯状疱疹は炎症だといって抗生物質で治療します。
抗生剤も良いのですが、痛みはなくなっても帯状疱疹の跡が残ってそのままなら
そこに潜伏しているために根本治療とは言えません。




上の写真は帯状疱疹はとりあえず安定しましたが、潜伏している様子です。

ある人が足に帯状疱疹ができて来院しました。
私はこの人に鎮痛剤を飲んでも良いですが、
根本治療のために帯状疱疹の毒を排出する方法で治療しましょうと言いました。





上の写真の状態までその患部はよくなりましたが、その後は来院しませんでした。
その後に、しばらくして会ったのですが、きれいになくなったと言っていました。


男性の方が上のような状態で来院しました。
痛みをかなり訴えていました。刺すような痛みがあると言っていました。
この方にも帯状疱疹を排出させてなくす漢方薬を服用してもらい
皮膚排出する治療を行いました。




かさぶたができて徐々にはがれていきました。
これがなくなりながら、赤みも徐々に薄くなり痛みもかなり減っていきました。

まだすべてなくなってはいませんが、今はかさぶたになりながらはがれています。
このように徐々に跡も薄くなり、最終的に跡もすべてなくなれば帯状疱疹は終わります。
最後になくなる時は、とても薄い皮がはがれて、それで治療が終わります。
わきの下と背中にもこのような状態になっていたのですが、
表面化してはかさぶたになり、表面化してはかさぶたになりを繰り返し
最もひどかった部分が最後まで残り、その跡が消える段階に入ります。

このように帯状疱疹を根治するのか
あるいは、表面治療のみで中に潜めておくのかで全く違った結果になります。

体の免疫機能をアップさせながら
帯状疱疹を押し出す漢方を飲むとより根本的な治療をすることができます。

しかし、
大部分の人は帯状疱疹のために苦しみながらも、本当に深刻には考えない傾向があります。
従って、とりあえず痛みを治めて見た目が良くなれば、それで満足し放置してしまう人が多いのです。

ウナ韓方医院(韓国ソウル市 ヤンジェ駅前)
院長 ファン・ヒョジョン
質問などはメールでどうぞ

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