2014年4月11日金曜日

膝の裏側アトピー 「方向を変えることが重要」


膝の裏側アトピー [方向を変えることが重要]

南米のある前大統領の話です。大統領が癌になりブラジルに治療を受けに行きました。ブラジルの大統領は病院に直接電話をし、何としてでも癌を治して自国へ戻れるようにと指示をしました。しかし、徐々に悪化し話も出来ないほどになってしまいました。

絶望的な雰囲気の中、病院の医師たちは会議を開きました。しかし、誰も何も言わずに沈黙が続きました。そのとき、ある女性の医師が立ち上がりこう言いました。

「私たちが今まで行ってきた方法では大統領を救うことができません。今までしてきた治療はすべて白紙に戻し、初めから方法を変えて治療をしなければもう方法はありません。」

集まった他の医師もそれに同意し、初診の患者に対するように初めから検査を行いました。そうして、胸の中央に何か異常が見つかり、急いでそれを除去する手術を行い、薬物治療を続けた結果、早期回復となり、治療後に本国へ戻り、業務復帰を果たしたと聞きました。

アトピー治療も同じです。アトピーと言えば誰でも「保湿」を思い浮かべ、管理しよく塗れば良くなるものだと思っています。

しかし、一度よく考えて見れば、実際は保湿を数十年続けてもアトピーは慢性化していくだけで、より深刻なアトピーを作っているのが現実であり、アトピーは治らない病気だと諦めているのです。

本当に保湿がアトピーの治療法でしょうか?本当によく管理し保湿をしながらアトピーを治そうと努力を続けてきた人はそれが正しい方法ではないことを知っています。アトピー治療も方法を変えなければなりません。外部から手を加える方法ではなく、中から根本的に原因を除去する方法に転換しなければなりません。

ある成人の方が上のような状態で来院しました。足にアトピーが生じ、特に膝の裏側に多く出ています。膝や膝の裏はアトピーができやすい部分です。アトピーと言えばそのひどい痒みが最もつらいものですが、その痒みに耐えられず、痒み止めを塗り、また痒くなれば塗りを繰り返します。それはアトピーを治療しているのではなく痒みを抑えているだけで、実際には皮膚にある毒は残っているのです。

今までの塗るという方法はやめて、中から新しい皮膚を生成させてアトピーをはがす方向で治療を始めれば、その結果は完全に異なります。初めは塗らないということに不安を感じ、ほったらかしにしているようで、余計ひどくなったらどうしようという思いにかられます。しかし、時間が経てば徐々に表面のアトピーは剥がれていき、アトピー細胞の層は薄くなっていきます。はがれていく度に痒みや炎症も徐々に軽くなっていきます。
 
 
 
 

こうして完全になくなると周辺の皮膚も明るくなりきれいになり自分の本来の姿に戻ります。この方法に変えれば今まで絶望しかなかった心に新しい希望が生じます。

アトピー治療に対し、「保湿!保湿!」と言うのはもうやめましょう。これからは方法を変えてアトピーから開放される道を進んでください。

ソウル・ウナ韓方医院 院長ファン・ヒョジョン

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