2014年3月26日水曜日

全身に広がったアトピー治療


全身に広がったアトピー治療 

アトピーは一ヶ所に出て、その周囲に広がっていく病気ではありません。ある場所に出たと思ったら、ある時期になって全身のあちこちから症状が溢れ出す病気です。皮膚をつたって広がっているのではなく、根っこがあって体のあちこちに芽が出ているわけです。ですから、レーザー治療などで部分的に削って治療できる病気ではありません。それで薬物治療をするか、何かを外部から塗って治療するしかないのです。

しかし、そのような表面の治療で、中からあふれ出てくる毒をなくす努力はあまり役に立ちません。中からの根本解決が重要です。アトピーは先進国病でもあり、アレルギー疾患でもあります。またストレスを受けるとひどくなるために、神経皮膚炎という別名もあります。

問題は先進国になったら医学もかなり発達していますし、患者たちが病院に行くお金がなくて発病しているわけでもありません。またアトピーは数多くの化学者や医学者が研究しているのにも関わらず、いまだにこれといった解決方法が打ち出されていないのが現実です。

医学の進歩によってもこのアトピーは解決できず、患者さんたちは仕方なく保湿を続けながら管理をし、これ以上ひどくならないことを願いながら生活しています。

私は今までの固定観念を捨てて、別な角度からアトピー治療に取り組むべきだと考えます。


上のような状態で来院した子に「どうしてこんなになるまで放っておいたの?」と言っても何の意味もありません。現在の姿はどうであれ、今までの管理の仕方がどうであれ、それは関係なく、今から方向を変えてアトピーを治す治療を開始することが重要なことです。

私の方向は、上に塗る保湿という方向ではなく、中から上に押し上げる方向です。アトピーがある変質した細胞を押し出してはがす方法です。漢方薬の中でも新しい健康な皮膚を作る薬を服用していただき、外部にはもう一切何もぬらないようにします。そうすると、中から上がってくる健康な皮膚によって、アトピーは剥がれ落ちていくのです。そうして本来の自分の姿に戻っていきます。その治療過程を下の写真でごらんにいれます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
こうしてアトピーはなくなり、「新しい人」になりました。病気に勝ったのです。もうアトピーのために泣くことも悩むこともありません。このような根本治療をすれば、全身にアトピーがあっても問題にはなりません。
ソウル・雲火(ウナ)韓方医院 院長 ファン・ヒョジョン
 
 

 

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