2014年3月4日火曜日

乳頭アトピー


乳頭アトピー

アトピーができる部位の中でもこの乳頭にできたアトピーはとてもつらいものです。私の臨床経験談として乳頭のアトピーからどのように治ったのか、その過程をご紹介します。

アトピーが胸全体に出てくる場合がありますが、その時に乳頭の部分から膿が出てくると、何か大きな病気ではないかと心配になります。子供の時は、抗生物質やステロイドを用いて安定させある程度よくするのもいいですが、これがひどくなるともうそれでは抑えられない飽和状態になってしまいます。

そのような場合、まずもう保湿という方法をもう使用してはいけません。さらに強いステロイドを使用すれば、またしばらくしたらさらに強いステロイドが必要になります。

次に、アトピーの部位が胸ならば、その胸の部分を風通しが良い様にしてあげなければなりません。ピタッとつく服はいけません。会社勤めの方の場合は、せめて家にいる時はブカブカの服を着るなどして、風通しをよくします。そして消毒のし過ぎは良くありません。強迫観念に襲われて一日に何度もシャワーをしたり何度も消毒をしたりするのはあまり良くありません。

そうして何よりも体の中からの解決方法を探し実行しなければなりません。上に述べたことは外部的なことで、中からアトピーの解決方法を見つけてアトピーを除去しなければなりません。私の治療方法は、新しい皮膚を作り、毒素を排出する方法です。その治療過程は次の通りです。


この人は胸や乳頭にアトピーがあるだけではなく、体の全体に強くアトピーが出ており、皮膚の色も黒ずんでいます。典型的な成人アトピーの姿です。この状態の人が一生懸命ローションを塗ったり、塗り薬を塗っても無意味です。もうその方法は通用しない状態になっています。抗生物質で膿がでないようにすることも意味がありません。このようなときには、皮膚のトーンがここまで黒ずんでしまった時には、部分的な治療ではなく皮膚そのものの色が明るくなるように根本治療をしなければなりません。


皮膚が明るくなりアトピーが剥がれて、新しい細胞を作らなければなりません。ちょうど床に長いことへばり付いていたガムを剥がすように、剥がさなければならないのです。

 
 
 

もう何も塗らないで、新しい健康な細胞により健康な皮膚が作られる「漢方薬」を飲みます。「何も塗らないでください」と言うと初めはみんな不安がります。塗らないことでもっと悪化するのではないかと言います。しかし、塗らずに漢方によって皮膚の生成を促すと、皮膚の色が変わり明るくなります。そして、一枚一枚剥がれていきます。今まで長年塗ってきた「保湿剤」と言われるローションやステロイドは、治るから塗るのではなく他に方法がないから塗ってきました。それで根本治療になるとは誰も思っていません。

適当に治療してきた人は漠然と期待をします。しかし、本当に保湿をし管理をし食べ物にも注意し、本気でアトピーを治そうと努力して来た人は、ステロイドが根本治療にはならないことに気がつきます。

アトピーの毒が完全になくなれば、皮膚もとても明るくなり乳頭だけでなく胸の周囲の皮膚も本来の自分の皮膚に戻ります。そうなれば、もちろんもう何も塗る必要はなく、アトピーから完全に開放されます。上の人は成人の男性でしたが、同じように女性でも子供でもこのような過程でアトピーは治ります。

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