慢性炎症性疾患アトピー治療法
アトピーはいろんな名前を持っています。神経皮膚炎、先進国病、アレルギー疾患などです。慢性炎症性疾患の中にアトピーも含まれるのですが、これは長い間持続されるという意味でもあります。最近ではビタミンB12に治療効果があるという話もあります。
慢性疾患は病気がなくなるのではなく、少しづつ溜まっていって炎症を起こしているもので、結局アトピーを治療するのが難しいという意味でもあります。
アトピーができた初期にアトピーをなくせれば慢性疾患にならないだけではなく、なくす過程も難しくはありません。しかし、なくすことができず、結局は病気の原因が溜まっていき、病気の勢力が強くなっている状態なら、これを治療するのも難しく、原因を取り除くのに長い間時間も力も費やします。
アトピーが生じたらこれをどのように根本的になくすべきかに心を傾けなければならず、じっくり考えなければなりません。もし、繰り返すのなら、徐々に強い薬が必要になるのなら、今、治療しているのではなく反対に毒を体に蓄積しているのだということを覚えておいてください。アトピーの毒を取り除くためにはアトピーの厚さが徐々に薄くならなければならず、またアトピーの範囲が狭くならなければなりません。
手の甲にアトピーができて治療にきた方です。上の写真のように、炎症ができ病気が厚く溜まっています。特に顔や手にアトピーがあれば、ほかの人に見えるので多くの人たちの視線を意識しなければならず正常な生活をすることがとても難しい状態です。
今まで、保湿を中心に治療してきたと言います。しかし、徐々に治るのではなく、アトピーが溜まっていくことに不安を感じ、1年2年経っても治るどころかあちこちに広がり始めました。結局この方法ではもう治療が難しいと結論を出し、当院に来院されました。
私の治療法は中から新しい正常な皮膚を作る漢方薬を服用していただき、変質した病気の細胞を自ら外へ排出させ、きれいな本来の姿に戻す方法です。
今まで塗り続けてきた軟膏もローションも塗りません。漢方の力でアトピーに汚染されていない健康な皮膚が、アトピー毒をもった皮膚を押し上げていきます。そのため最初は中に隠れていた毒もすべて上がってくるためにひどく見えます。それはピークを過ぎれば減っていきます。
初めは厚ぼったく皮がはがれていきます。そうして徐々に薄い皮がはがれ、最後には粉のように落ちていきアトピー治療は完了します。
そうして自分の本来の皮膚に戻れば、もうアトピーを繰り返すこともなく、また慢性化することもなく、アトピーとはおさらばできます。慢性化したというのは、治療できなかったという意味ですが、考えを変えれば、アトピーから開放される道もあるのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿