2014年3月5日水曜日

中にあるアトピー毒をすべて取り除けば


中にあるアトピー毒をすべて取り除けば

アトピーの原因となっている体内にある毒をすべて取り除けばアトピーは治ります。しかし、言葉では簡単ですが、それを実際に行っている病院はほとんどありません。体のあちこちに生じるアトピーの部位をメスで切り取るわけにもいかず、切り落としてしまうわけにもいきません。痒くて掻けば血が出て夜も眠れないわけですから、それが1日2日ではなくずっと続いているために、一時的であってもとりあえず眠れて、痒くなくて、赤くただれることがないようにしてくれる「塗り薬」や「抗生物質の服用」に頼ることになります。

私はその塗り薬に問題が多いと考えている人のひとりです。その薬自体が悪いと言っているのではありません。ただ、それを一時的に使うのではなく、長期的に使用した場合、結局あとでひどい成人慢性アトピーとなり、もうその塗り薬を塗っても炎症が引っ込まないようになってしまいます。

そこからもわかるように、「保湿」や「塗り薬」はアトピー自体を治してくれるものではないのです。その方法はかえってアトピーを溜めてしまう過程だと私は考えます。眠れずにつらくて一時的にその方法を用いるのは良いと思います。ただ、必ず根本治療もしなければならないということです。多くの人はアトピーは治らないと諦めているために、その根本治療を知らない人も大多数です。それに病院で言われたとおりに薬を飲み塗り薬を塗っていないと、民間療法などを勝手に行ってかえってひどくなったではないかと病院で怒られてしまうこともあるようです。

アトピーの毒を体外に排出できるよう、体の免疫力を育ててあげればアトピーは外部に排出されます。その力を強める漢方薬を私は処方し、患部には一切何も塗らないよう患者さんにお願いし治療を進めます。










ご覧いただいたように、毒を中から押し出せば今まで隠れていたアトピーも出てくるようになるのですが、その現れ方を見れば中にどれだけ毒があるか見当がつきます。最初はステロイドをやめることで症状はひどくなったように見えますが、その時期を越えれば毎月毎月、皮膚が剥がれていくたびにみるみるきれいになっていきます。

アトピーの治療は患者さんの体がすることです。私はその元々体に備わっている力を十分に発揮できるように免疫力を高める治療をするだけです。アトピーは不治の病ではありません。アトピーは治らない病気ではありません。アレルギー疾患はすべて免疫力の低下によるものです。ですから、アトピー治療の答えはそこにあるのです。

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