2014年3月6日木曜日

アトピーによい食品(葛の芽)


アトピーによい食品(葛の芽)

(韓国では)葛を知らない人はあまりいないでしょう。私は子供のとき田舎で育ったので、葛を掘って食べたりもしました。葛は、貧しい時期に春に食べるものがない時、掘って葛でうどんを作って食べたりお餅を作って食べたりもしました。

葛は主に丘や渓谷などで育ち、日当たりの良い場所よりも日陰でよく育ちます。しかし、どんな土でもよく育ちつるを伸ばすので、畑を荒らし木を倒してしまうこともあります。

山で葛のつるを見つけたら、そのつるに沿って根元を探し、そこを掘って葛を取り出します。大きいものはなかなか掘り出せず苦労しますが、それを家に持ち帰って食べたのを覚えています。

葛は主に根を食べます。今はそれを食べようとする人はあまりいません。山登りに行くとその登山口で葛の根のエキスを飲み物にして売っている人がいます。消化剤として有効です。葛といっても種類があるのですが、簡単に言えば苦い葛と甘い葛があります。苦い葛は、太り気味の人や暑がりの人向きです。反対に甘い葛は漢方学で言えば、脾臓や胃腸を保護する薬になります。冷え性の人にも良いです。


 

今日はアトピーによい葛を紹介しますが、アトピーには葛の芽が良いです。葛の芽は育つ速度が速く、1日に10センチ以上ぐんぐん育ちます。ですからタイミングが重要です。長く伸びだ葛の芽ではなく、手の平ぐらいに伸びた時が最も良いからです。冬の間じっとしていた葛の木が、芽を出し伸び始めたとき、その芽には生命力があり免疫力を高めてくれるため、私たちの体に力をくれます。葛が伸びきって、産毛のようなものが出ている状態はもう芽にはその力はありません。

また、成長が遅い子にも有効です。アトピーがひどいと背があまり伸びないのですが(痒さで眠れない、またはステロイドの副作用)そのような子にも役に立つ植物です。食べ方としては、昔は軽く湯通しして、みそと一緒にごはんと食べたのですが、今は子供たちはそういうものは食べないので、洗って日陰で干し、真空包装して保管し、煎じて飲ませてください。(日本では天ぷらにして食べますね)

山に行って採って来るのもいいですが、販売しているものを利用してもよいかと思います。
 

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