2014年3月29日土曜日

好転反応で出てくるアトピー


好転反応で出てくるアトピーと現れるアトピー 

アトピー治療をするときに患者さんが最も恐れるのは、状態が表面に出てくることです。今までよりひどく症状が現れると生活が不便になり人目につきたくないため外出もできなくなり、また、このままもっとひどくなったらどうしようという心配が募ります。

多くのストレスを受けたり、外国へ引越ししたり、妊娠したり、何かのきっかけによってひどくなることもあります。

様々な原因のために成長過程で何度もひどくなることがありますが、ひどくなる度に病院へ行って安定を維持するの一般的な方法です。

今日私がご説明したいのは、何かの原因によって症状がひどくなるものではなく、発現現象、いわゆる好転反応のことです。


これは最初に来院したときの姿です。見た目には安定しているようですが、私の経験上、こういう皮膚の状態は中にかなり毒がたまっている状態です。そのため、このまま今までの治療を続ければ、ある一定の期間を過ぎた時に、もう何を塗っても炎症が収まらない日がやってきます。

今からは表面の安定ではなく、表面はそのままにして中からの根本治療をするために、皮膚再生を促す漢方薬を服用し、中から押し上げてアトピー毒を含む細胞を剥がし落とす治療を始めました。

この時、中に溜まっていた毒が多ければ多いと多く現れ、少なければ少なく現れます。毒が多ければ血や液が滲んだりかさぶたができ、少しある場合は白い角質が剥がれ落ちます。

この時、良くなっているという証拠は、皮膚のトーンが明るくなること、そして液が滲んだり血が出ても傷口がふさがっていくということです。ただ悪化する場合は皮膚が黒ずみ、傷口も良くなりません。
 
 
 
 
 


結局、アトピーがすべてなくなると、自分のもともとのきれいな肌になりますが、その肌にはとても明るく傷跡もありません。こうなればアトピーは完治したと言うのですが、このような治療方法がアトピーを根本的に治療する方法だと私は考えます。

アトピーが悪化していく様子と、アトピーをなくす過程で表面化している様子は、一見同じようですがよく見ればまったく違います。体の中にある悪い毒をみな追い出せば、健康に生活できるようになります。
ソウル・雲火(ウナ)韓方医院 ファン・ヒョジョン

0 件のコメント:

コメントを投稿