親がアトピーやアレルギー疾患の場合は、子供の70%がアトピーになるという統計があります。毎年発表されますが、その数値はほとんど同じです。
家族歴が70%というのは、遺伝による発病率を表します。あるアトピー患者は、自分がアトピーで苦労したため、自分の子にはそれを継がせたくないため、結婚をしないという人もいます。
アトピーが生じる原因が、個人によるものは50%と言われていますが、それは生活環境が悪い、良くない習慣があるなどで生じる割合です。
アトピーはアレルギー疾患なので徐々にアレルギー過敏反応が強く現れていることを意味します。
このようなことから見て、子供にアトピーが生じるというのは大部分親からゆずり受けたものであり、また今の親の健康状態が多くのアレルギーを誘発する環境におかれているということを物語っています。
まず、この問題が解決されるためには、親がアレルギー疾患のない健康な状態で結婚し子供を生むべきです。そして2番目には赤ちゃんにアトピーが出てしまった場合は、なるべく早くアトピーをなくし、アトピーを育ててしまわないようにすることです。
問題は、今までそのようにできなかったということです。
アトピーは子供のときに、アトピーが出てきて間もない時に、すぐに根本治療にとりかかれば、それは不治の病ではなく、長期間苦労することはないでしょう。しかし、アトピーが出たときにすぐに解決できずに徐々にたまっていくためにこれが大きな問題となってしまうのです。
ある子が腕にアトピーができて来院しました。肘の周辺にアトピーがありました。今までは軟膏を塗ったり保湿中心の治療をしてきたといいました。
これからはもう何も塗らずに、中から健康な皮膚が上がってきて、その押し上げる力によってアトピーを含んだ細胞をはがし落とすという方法を用いてアトピー治療を始めました。
治療を始めると今まで中に隠れていたものが出てきます。
最初の状態より広範囲にアトピーが見えます。しかし、中から上がってくるだけでなく、表皮では角質となってアトピーが剥がれ落ちています。
次に来院したときには肘の周囲にあったアトピーがほとんどなくなっていました。
この治療法は、表面に出てきたアトピーを表面に見えないようにする従来の方法とは異なり、毒をもった皮膚細胞をはがし落としてきれいにする方法です。
今までアトピーといえば「保湿」が常識のように言われてきましたが、保湿では根本解決にはならず再発を繰り返すため、体質改善をし根本治療となるこの方法を選び、アトピーから開放され健康に生きている人が一人一人増えています。
まだまだ知らない方が多いためブログを通して実際の治療経過をこのように紹介しています。
ウナ韓方医院 ファン・ヒョジョン
www.unhwamwdi.com
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