アトピーと食品(サツマイモ)
アトピーの人は食べてはいけない物がいろいろあります。アトピーに良い食べ物、悪い食べ物は何でしょうか。アレルギー反応検査をして反応が強く出るものは食べないほうがいいのですが、アトピーが長引くほど、アトピーの毒が体に多いほど、患部に塗り薬を長く多く塗った人ほど検査をしてみると過敏反応を起こすものが多く、そうなると避けなければならないものが多くなります。
その悪循環を繰り返し食べてはいけないものが多くなれば食べられるものがあまりなくなってしまいます。特に子供が好きなものが多いので子供たちはアトピーであるだけでもつらいのに、食べ物まで制限されて本当に大変です。
このような時に、避けるべき食品を徐々に増やすのではなく、毒を持った異常細胞をなくし、新しい細胞を作ってあげれば、アトピーは治り何でも食べられるようになります。子供たちがアトピーに良いものを食べてアトピーが少しでも良くなればよいですが、安全な食品であることも大切です。
安全な食品のうちの1つにサツマイモがあります。昔はこのサツマイモはとても貴重な食べ物でした。ご飯の代わりに食べたりもしました。貯蔵がきくので秋に収穫したサツマイモを冬の間食べることができます。
アトピーで来院するお子さん連れのお母さんたちで、ふかしたサツマイモをおやつに準備して来る人をよくみかけます。サツマイモが安全な食品だからです。また、食べやすく甘いですから子供たちも喜びます。
サツマイモにも種類があって黄色いものや紫色のものもあります。韓国では皮をむいて生でも食べます。ジャガイモは生で食べてはいけません。サツマイモを冬の間保管して、春になって芽が出てきたら畑にサツマイモを植えます。水が多い田んぼに植えたらサツマイモは腐ってしまうので、水気が少なく水はけが良い畑が最適です。
韓国ではサツマイモの「つる」も食べます。葉っぱは取り除いて、そのつるをナムルにして食べたり、チゲに入れて食べたり、ビビンバにして食べたりします。
また、生のサツマイモをスライスして、干して乾燥させ保管し、サツマイモ粥を作って食べるとこれもまた美味です。生ではなくゆでたサツマイモをスライスして干せば干し芋になります。小さいものは切らずにそのまま干してもいいでしょう。
ふかしたサツマイモはキムチによく合います。キムチは発酵食品ですのでアトピーにも良い食品です。サツマイモは繊維質が多いため、体にたまった毒素や脂肪も排出してくれます。肥満にもいいですし、アトピーにも良いでしょう。
現代人はインスタント食品や油の多い食品で体に余計なものが多くたまっています。サツマイモはその余分なものや毒素を排出させ、成人病の予防にも役立つ食品です。
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