2014年6月28日土曜日

脇の下のアトピー(アトピーを消毒する?)


脇の下のアトピー(アトピーを消毒する?)

脇の下やそけい部にアトピーができると消毒をする場合が多いです。アトピーがひどい場合には汁(膿)が出るので消毒をしたほうが良いと普通考えます。

汁が出る前には、軟膏やローションで症状を安定させようとします。そうして汁が出始めると、そこが水気が多くなるので軟膏を塗るわけにもいかなくなり、消毒をするのです。

アトピー部位を手で掻かずに2次感染を防止するため消毒をするのも良いですが、しかし、本質的な問題はアトピーをなくすことにあります。掻けばアトピーがひどくなるのなら掻かない努力も必要かもしれません。しかし、掻くのは痒いからなのであって、その痒みの原因となっているアトピーをなくせば痒さも治まるのです。

人は子供の手を包んで掻かせないようにしたり、痒みの軽減のため保湿をする方法は知っています。でも、アトピーを排出する方法は知りません。

はがし落とすと言っても、手で皮をむくのではありません。汗をたくさんかいてもなくならないし、垢すりタオルでゴシゴシこすってもアトピーはなくなりません。

 

脇の下にアトピーがたまると真っ赤になります。これがひどくなると悪臭がし、汁もたくさん出てきます。この時に保湿をしたり、軟膏を塗ったり、消毒をするのは、表面的な皮膚の治療には妥当かもしれませんが、これは外傷ではなくアトピーなので、中にあるアトピー毒をなくさなければ何の意味もなく、かえってひどくなるのです。

そういう今での概念を捨てて、
中から新しく健康な皮膚細胞を作り、アトピー毒をもった皮膚をはがし落とす方法で治療をした場合の治療過程は下の通りです。











 このように健康な皮膚細胞を作り出す漢方薬を服用し、わきの下のアトピーをなくせば徐々に皮膚の色は明るくなり、異常な皮膚細胞であるアトピーがすべてはがれます。

このような方法でアトピーが脇の下にあっても、首にあってもどこにあっても、アトピー毒という根本的な原因を除去することで治療が完了します。アトピーは治らない病気ではありません。表面治療ではなく、内面の治療をすることでアトピーからこうして開放されます。

1つ重要なことがあります。漢方薬を服用し治療中には、絶対に表面には何も塗らないことです。塗って押さえつけてしまえば、押し上げてはがそうとする漢方の力とぶつかって、治療が進まないからです。何も塗らずに放置しているようですが、中では新しい健康な皮膚が作られているため、こうして治療が可能なのです。
ソウル・ウナ韓方医院 ファン・ヒョジョン

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