2014年7月8日火曜日

アトピーの沈着

アトピーの沈着
アトピーができ始めるとあちこちまだらに斑点ができる場合がありますが、それを沈着と言います。
人はアトピーの症状である痒みと膿とそして乾燥などがなくなって落ち着けば良くなったと考えますが、表面の状態を薬によって抑えることは、沈着がひどくなることなのですが、それはアトピーを悪化させているのだとは気づいていません。

上のようになり始め、最初はこのように赤みを帯びていますが、後には黒ずんできます。


さらに時間が経過すると、より広範囲になり、痒みも増します。


もうここまで来ると正常な皮膚は見当たらず、全身にアトピーが広がっています。これが成人アトピーの代表的な姿です。子供の時に治療できず、表面の症状を抑えるだけの方法で時間を過ごしてしまった場合、いくらこの状態でよい薬を塗ってももうどうにもなりません。

問題は、こんな状態になってしまっても他の方法を知らないために、今までの方法で、つまりただ保湿剤を塗るというその方法を続けているということです。今まで塗っても解決していないのにです。



上の子も膝の裏に徐々にアトピーが沈着していました。その子の母親に沈着の結果を詳しく説明し、これからは方向を変えアトピーをはがしましょうと提案しました。漢方薬を服用してもらい、健康な皮膚が生成されるようにすると下のようにアトピーがはがれていき、沈着していたアトピーが取り除かれました




漢方を処方しながら保湿は一切しないのでアトピーははがれ落ちていきます。そうして皮膚の色は明るくなります。

新しい皮膚に押されて、毒を含んだアトピーの皮膚細胞が落ちるとき、日焼けした皮がはがれるようにはがれていくのですが、その厚さは徐々に薄くなります。


こうして最後の層まではがれ落ちれば、あとは傷跡をきれいにする段階です。傷跡がなくなるまで薬は飲み続けます。
これがアトピーを根本治療し、アトピーをなくす過程です。
今までの病院治療方式である「保湿」という外部に薬を塗るやり方の結果とは全く反対の発想であり、反対の結果がこうして現れてくるのがご理解いただけたと思います。

ウナ韓方医院(韓国ソウル市 ヤンジェ駅前)
院長 ファン・ヒョジョン
www.unhwamedi.com
 

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