2013年12月20日金曜日

のどにできたアトピー


のどにできたアトピー、本当にイライラします


のどや首はアトピーがよく出る部位です。

それが出る原因は多様ですが、今出ているアトピーをはがすことができれば

きれいに良くなります。


人生は思うようにはいきません。

決意をしてもその通りにならないのが人生です。

アトピーになった人が苦しむ原因も

食べてはいけないものを食べてしまって自分を責め、

かいてはいけないのに、一度かきはじめたら止まらなくなり、

それでアトピーがひどくなってしまったと自分を責めることです。


どんな病気もその治療法法にはその道理があります。

その道理がわかれば、治療方法も見えてきます。

今日は、「掻くこと」について考えてみようと思います。

掻くと悪化すると思うと、思いっきり掻くこともできずにイライラします。

実際、掻けば赤くはれたり、あるいは血が出たりします。

痒さはいくら我慢しようとしてもできません。

掻くと血が出て、つめのバイキンが中に入って、2次感染を起こし、それでアトピーがひどくなると思えば、掻くことにストレスになり、掻かないために手を覆ったり手を縛ったりします。

しかし問題は、かかなければアトピーが治るのかということです。

かかなくなれば、アトピーが治ったと言えるのですかということです。

薬を塗ることで、かゆみがなくなれば、その皮膚にはもうアトピーはなくなったと言えるのでしょうか。


中から正常な健康な皮膚が作られて上がってきている状態なら

いくら掻いても、血が出ても問題は起きません。

もちろん、痒くなく、掻かないのなら一番ですが、

もし、掻いたとしても、血がにじんでも、中から皮膚が上がってきているのなら

その傷ついた表面の皮膚ははがれ落ちていきますので、中で2次感染を起こすようなことが

ずっと減るというわけです。


痒さはアトピーの副産物です。

アトピーのために掻き、アトピーのために血がにじむのです。

ですから、痒みをどうにかしようとするのではなく、アトピーの根本治療をすることを私は勧めているわけです。


それでは、のどの部分にできたアトピーがどのように治療されていったのか写真でごらんいただきます。







このような状態で来院されました。このような患者さんは多いのですが、

もちろんのどの部分だけにアトピーがあるのではありません。全身にあります。

今まではこの人も保湿を続けて管理をしてきましたが、結局解決にはならないため、

当院を来院され、新しい皮膚が生成される漢方を服用する治療を開始しました。








こうしてアトピーをすべて除去しきれいになれば、もう痒さもないために掻かない努力をする必要もありません。

汚染された毒のある細胞をみなはがせば、このようにきれいになり心も開放されます。

これがアトピー治療の新しい道です。

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