2013年9月2日月曜日

皮膚がただれることと新しい皮膚が再生すること

アトピーを初めて見たとき、驚いた記憶は今もはっきり覚えている。
皮膚が完全にただれた状態で漢方医院(韓方医院)に来院したのだが
わたしはとても悩んだ。

韓医学科大学に通っている時にはアトピーという単語を聞いたことがなかった。
いや、習っただろうが、気にしたことはなかったというのが正確な表現だろう。

卒業して社会に出ても長い間この病気については知らずに過ごした。

ところがある時期からこのアトピーについて騒がれ始め
解決法がないためにハンセン病のような印象をもつ人が多かった。

そうして直接アトピー患者を診るようになった。
特に子どものアトピー、真っ赤にただれた皮膚を見て
とても私も当惑した。

鍼で?
それともお灸で?
それともカップリングで?
そうじゃなければ、何かもっといい方法は?

もいだばかりのリンゴやナシは
つやつやしていて新鮮だ。
そして時間が過ぎたら、腐り始める。
そうなれば、商品価値が下がり、最後には捨てることになる。

理論的には単純だ。
ただれた部分の皮膚を再生させられず
外側だけ保湿をして
何かを塗り続けていけば
皮膚が生き返るのではなく
中で悪化するしかないのだ。

りんごは時間が経てば果肉がぶよぶよになって腐り
新しい新鮮な果肉が生じることはない。


人は違う。
生きている人なら、新しい皮膚を再生する力が人間の体に備わっている。
その機能が働けば、病気は徐々に取り除かれ
新鮮で明るい皮膚が出てくるようになる。
この皮膚は赤ちゃんの皮膚のように透き通っていて美しい。























皮膚が徐々に黒ずんでただれて行くのなら
病気がひどくなっているのであって

新しい皮膚が出て明るくなるなら
病気が除去されているのだ。

このようにして病気の原因であった毒が除去されれば
アトピーは克服できる。






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