2013年11月2日土曜日

のどにできたアトピー

アトピーが生じる場所は決まっていません
よく、くびれる部分によく出るとはいいますが、実際にはそうではありません。
人によって体に弱い部分があります。その部分にアトピーができます。
のどは重要な「通路」であるために、ここにアトピーができるといろいろな場所に影響を与えます。



このように血がにじむアトピーは、その場所に深くアトピーがあるということを
示しています。
この時に、さらに強いステロイドを用いて、中に抑え込めば、
表面にはでなくとも、その毒は中にとどまっているのです。
塗り薬で一時的に安定しても、またひどくなるということを繰り返すのなら
一度立ち止まって考えてみる必要があるのではないでしょうか。
この状態の時に、薬で抑えずに、逆に中から新しい皮膚を再生するように
処方し、治療をした場合、どのようになるのかご覧ください。

治療を始めると、アトピーの実態が見えてきます。
今まで炎症を起こし毒を持っていた皮膚が、
かさぶたのようになってはがれていきますが、
このように血がにじみ、膿がかたまったような状態のものが出た場合
アトピーが軽度のものではなく、ある程度深さがあることがわかります。
小さくて、明るい色の角質がはがれるのなら軽いものです。



もうだいぶはがれ落ち、皮膚の色も明るくなりました。
私の治療法は「何も塗らない」ことが原則です。
このようにカサカサに見えても塗ってはいけません。
塗れば、毒がはがれ落ちることを妨げます。

治療の最後の段階で
ある人は傷跡があったり、ある人は黒っぽい皮膚が残ったりしますが、
ここで患者さんの判断で治療を中断せず
最後まで治療をすれば、どんな皮膚もきれいになります。

ついに、アトピーから解放!!

アトピー性皮膚炎は、保湿ではなく、
このように健康な皮膚を再生し、中からきれいにしていく治療法があるということを
実際の患者さんの写真でご説明しました。




ウナ韓方医院(漢方医院)
院長 ファン・ヒョジョン

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