2013年11月5日火曜日

アトピー薬でアフリカ風土病も治る!



アトピー皮膚炎を治療する粉薬(漢方薬、韓方薬)を持って、アフリカの医療奉仕に行きました。
毎年行く医療奉仕ですが、

昨年は西部アフリカのコートジブワールに医療奉仕に行くことになりました。

医療奉仕の日程を終え、ブルーリ潰瘍という皮膚を蝕んでいく疾患で有名な風土病を
確認するためにブアケという村に行きました。
そこで、43人の患者に会ったのですが、生まれて初めて見る疾患であり、とても痛がって、
つらい生活を送っていました。

先祖代々伝わる呪いのような病気であるブルーリ潰瘍によって、
また別な病気が生じ、多くの人が亡くなっていま
す。  しかし、病気の様子を見て考えました。病気を引き起こす原因の菌は、
マイコバクテリアという「らい病」を引き起こすとても恐ろしい病気であり、
各種の抗生物質を使用し、治療はしていましたが, その現場では、抗生物質の治療はなされておらず、
消毒して包帯で巻くだけのものでした。

私はかなり重症のアトピーも治療し、完治した経験が多くありますので、この病気も可能性があると思いました。
そして、皮膚生成のためのアトピーの漢方薬を置いてきました。

一ヶ月飲んでどれぐらい効果があったのか写真を送ってくれれば、
最後まで責任を持って治療すると私は言いました。
その後、毎月送られてくる写真は、驚くべき効果を見せてくれ、その風土病は徐々に良くなっていたのでし
た。


今年の7月にもまた訪問し、多くの人にも会い、

今年はブアケ国立大学病院長とコートジブワールの保健部担当者と青少年部長官と会って、

今後の風土病の治療について具体的な論議をしました。


皮膚の下から新しい皮膚が上がってくるように治療をすると

アトピーだけでなく、皮膚をえぐって食べて行くというこの風土病も治療できたのでした。

その治療過程をこれからお見せします。

最初の写真は、去年、初めて会ったときの様子です。



このように一ヶ所に病気が生じて、徐々に中をえぐってその菌が入り込み、

後には腕全体に広がり、腕を切断しなければならない恐ろしい病気です。







一ヶ月、当院の薬を服用した結果、その穴は徐々に小さくなっていきました。

もう少しで良くなると思い2ヵ月後の写真を心待ちにしていました。



ところが、次の写真を見て驚きました。

1ヶ月前よりもひどくなって広がってしまいました。

ところが、現地の医療人に確認したところ、患部が黒くなっていますが、その土地の草の色だそうです。

その地方でその皮膚病に対して行ってきた伝統的な治療法だそうです。

早く治すために、一生懸命その草を貼っていたそうです。

治るまで、決して何もしないで欲しいと私の方からお願いしました。






そうして、また傷は治っていきました。




患部の穴が小さくなりました。






今年の8月に訪問して会った時の写真です。

本当によくなっていました。

私は何度も何度もお礼を言われました。

言葉は通じませんが、その思いは私の心の奥まで伝わりました。


アフリカの風土病、先祖代々継がれてきた呪いのような病気でしたが

皮膚再生によって、あの恐ろしいらい病菌もきれいに治療できました。

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