2013年11月11日月曜日

赤ちゃんのただれるアトピー、漢方治療


赤ちゃんのただれるアトピー、漢方治療


生まれてきた赤ちゃんが健康であれば本当にありがたいことです。
しかし、少し過ぎると胎熱と呼ばれる新生児の皮膚炎のために

顔中が赤くなり、ベビーローションなどを塗ってあげ、
お風呂も何度も入れてあげたのですが

どんどんひどくなり、膿が出たり血が出て心配になり、
良くならないので病院へ行き、小児科や皮膚科でアトピー性皮膚炎だという診断を受けると

本当に絶望的になります。


私のところへ治療を受けに来る子で、早い子は生まれて1ヶ月ぐらいの赤ちゃんもいます。
親がアトピーだったのですが、当院で治療をして治ったとか

あるいは上の子がアトピーで治療を受けて治ったのですが、
次に生まれてきた子もアトピーだったときに

すぐに私の所へ連れてくるそういうケースです。
こういう方たちは、ここで一度アトピーの治療を経験していますので、

私の治療法をよくご存知で
また、安全で確実な方法だと信じているためです。


ところが、普通はそうではありません。
赤ちゃんの場合は、漢方薬を飲ませることに、とても敏感です。

漢方薬のせいで、赤ちゃんに何かあったらどうしようと不安になります。
しかし、赤ちゃんの様子がひどい場合は、仕方なく問い合わせの電話をかけてきますが

それでも、じゃ漢方で治療を始めますという決断を
多くの親は出せずに躊躇します。

これは、親ならとても当然な考え方だと思います。
私も赤ちゃんを連れてこられたお母さんに

いくら安心してくださいと言っても信じていただけないため
お互いのために血液検査をしています。

まず、病院に行って、治療前に血液検査をして肝臓の健康を確かめてもらいます。
(日本では漢方があまり一般的でないために事情は異なりますが、

韓国では産後や、育ち盛りの子ども、虚弱体質の人、
あるいは季節の変わり目に体質に合わせた漢方薬を飲みます。

それくらい一般的に浸透している治療薬なのですが、
事実かどうかはわかりませんが、漢方を飲みすぎると肝臓に毒がたまると言う説があり

乳児に漢方を飲ませることを躊躇する人が多いのです。)


赤ちゃんでも肝機能の数値が100人に5人程度、正常値を超え上回っていることを確認しました。
このような場合は、当院の治療を始めてから、毎月血液検査を行って、
肝数値が改善していることを確認しながら、漢方薬の治療を続けます。
最初から正常値だった場合は、2ヵ月後に検査をしても、また検査をしても肝数値が正常なために、
親も安心して飲ませることができます。

ただ、乳児の血液検査は楽ではありません。
ですから、漢方に抵抗を感じる親の場合は、もう少し大きくなってから、

血液検査をして来院するように勧めています。

症状がひどい場合は、そうは言っていらません。すぐに治療を始めます。
まだ小さいので、量も少しでかまいません。

ただ、治療過程で他の病気になったり、予防注射を受けた後、具合が悪くなったり
漢方を一時的に中断しなければならない要素が多いため、

細かい心配りが必要です。






上の赤ちゃんは、汁がでたり、膿が出てしまうアトピーだったために、抗生物質を使わざるを得ない状況でした。
このような場合、親は子どもを積極的に治療しようとします。

汁がにじむアトピーは、アトピーが弱い証拠だともいえますが、
赤ちゃんにこのようなアトピーができるのは、ほとんど遺伝的に強い因子を受けてこのように発病するために、
子どもが免疫力が弱くアトピーが徐々にひどくなる可能性があり、早く治療しなければなりません。

膿が出れば、抗生物質を用いて炎症を抑えるというのが、一般的な治療方法かもしれませんが、
そのコースを行くと、この赤ちゃんのアトピーがひどくなって、長引いてしまいます。
見た目はどうかわかりませんが、今はまだひどい状態ではありません。

ここで、何かを塗って保湿する方法ではなく、中から健康な皮膚を生成させる治療を始めれば、
アトピーを持った皮膚は除去され、健康な皮膚を作ることができます。
そうすると、徐々に皮膚の状態がよくなっていきます。






アトピーがすべて除去され正常で健康になれば、子どもの免疫力もアップし
風邪も引かなくなり、ご飯も良く食べ、体も丈夫で皮膚もよくなります。

アトピーが出るのは、アトピーに体が負けたからです。
でも、免疫力をアップしアトピーを取り除けば、病気に勝てるようになります。

アトピーをなくすため、食事や住居環境などを見直すのも良いのですが
それでアトピーの子が治るわけではないために、まず、体の中のアトピー毒を除去し

赤ちゃんの時に発病しても、幼稚園に行く前までには完治して、
明るく元気に生きていけるように治療をしていただきたいです。
私の目標は国はもちろん、世界の子どもたちみんながアトピーから解放されることです。


ウナ韓方(漢方)医院
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