2013年11月13日水曜日

おしりにできたアトピー

赤ちゃんのときに、お尻に湿疹ができたら、
ふつうは、おしめかぶれだと言います。
もう少し大きくなってアトピーができれば、
それはアトピーを疑わなければなりません。

お尻のアトピーもかなりつらいものです。
特に大人の場合は、長時間座って仕事をする場合が多いので
風通しも悪く、アトピーもなかなか良くならず、
治療が難しいのです。

アトピー性皮膚炎はアレルギーの病気ですので
免疫力がある人はかかりません。
丈夫な人は、季節の変わり目や冬にも風邪を引かずに元気に過ごしますが
弱い人は、何度も風邪を引くのと同じです。
普段は健康でも、何かのきっかけで免疫力が落ちてしまった場合も
病気になることがあります。

そのためアトピー治療に欠かせないものが
免疫力を高めることです。

私の行っているアトピー治療は
漢方薬を用いるものですが、
医学を学びながら、
このようにしてアトピーを治療する方法を教わったことはありません。
私も初めにこの方法を見つけた時に、自分でも驚きました。

昆虫が脱皮するように
人間もこうやって外の皮膚を押しやって
新しい皮膚を作ることができるのか!と・・・



本当に痛々しい状態で来られた患者さんがいました。
痛いだけでなく、かゆみもあって、眉間にしわを寄せたまま
その顔がゆるむことはありませんでした。

もう、今日からは何も塗らずに
私の指示通りに治療することを約束し治療を開始しました。













あの目を覆うようなひどい状態から
このような健康な状態になりました!

アトピーでない健康な皮膚であることが
どんなにありがたいことで幸せなことでしょうか。
それはアトピーになってみたことのある人にしか
わからないかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿