2014年2月26日水曜日

透明な液が滲むアトピー(3) 通風


透明な液が滲むアトピー(3) 通風

透明な液が滲むアトピーは、より強いステロイドでその症状を抑えることができますが、いつまでそのように強いもので抑えることを繰り返すのでしょうか。結局はいくら強い薬を用いても、もう抑えようとしてもあふれ出るものを抑えられなくなる瞬間を迎えます。

現代の医学的概念では、もしその皮膚の異常を起こしている部位が狭いなら、そこを削り取って皮膚移植をすると思います。しかし、アトピーは患部が広範囲でその方法はできないため、より強いステロイドを塗るか注射をするしかなく、結局完治とは反対の方向へ行くことになります。

通風の重要性について調べてみようと思います。普通は、透明な液が滲む状態になると服にへばりついてしまうので包帯で巻きます。頭なら帽子をかぶると思います。しかし、そのようにすると臭いもきつくなり、その液も減るどころか多くなります。風通しが悪いと、症状が悪化します。


 

髪を短く切って、帽子をかぶらず、包帯も巻かずに風通しをよくしてあげると、ある程度時間がたてば症状がよくなります。

また子供が爪でかきむしると、2次感染を起こすと思い、患部を消毒しガーゼや包帯をぐるぐる巻きました。しかし、風通しが悪くなり症状はかえって悪化します。
 

包帯を巻かなければならない時には、きつく巻かずに、服も余裕のある服を選びます。あまり厚着をしても風通しが悪くなります。


そして、アトピーがひどいために人の視線が気になりできるだけ隠そうとします。旅行をしたり、人が多い場所ではそれでも良いですが、家では帽子も脱いで、マスクもとって、できるだけ風通しが良いようにしてください。

人に見せたくないために家にこもりがちですが、そうすると心まで弱くなります。親もうちの子がアトピーで苦労していると思うために、家にいてもそれに対してどうこう言いません。そうなると心も体も弱くなり、誰とも心の交流をせず、「風通しが悪い心」になります。

外に出ましょう。風にも当ってください。軽い運動をして心がまずアトピーに勝たなくてはなりません。そうしたら免疫力も高まり病気に勝ちます。

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