2014年2月19日水曜日

膿の出るアトピー


膿の出るアトピー治療法

アトピーで膿が出るというのは、アトピーが溜まっているということを意味します。体にはある程度、病気を受け入れる空間があります。それで保湿をしたりステロイドを塗ったりすれば、アトピーが完全になくなるのではないですが、表面的には中に入り落ち着きます。そうしてそれを繰り返し中に溜まってしまうと、後ではもう受けられなくなって飽和状態になります。それが膿がにじむ状態です。

来院されるお母さんたちの話をまとめてみると、病院で処方された薬を塗ったり注射を打ってもらったりすれば、ある程度はよくなるといいます。そうしてまた良くならなければ、よく効くという薬を買ってきて塗ってみるのだそうです。それを塗ればまたある一定期間は良くなるのだそうです。そうしてある瞬間からはこれも効かなくなり、膿が滲み出すのだそうです。膿が滲みだすのは飽和状態である表れで、それを止めるために薬で何かしても、後にさらにまた大きな問題を呼び起こします。

膿の中でも透明なものは軽い方で、ひどいものは黄色くなります。それより酷くなれば、かさぶたが生じてひび割れ、さらに酷くなれば、ぼこぼこと膨らんで、その割れ目から膿が出てきます。

そのような重症アトピーに、塗ったり抑えたりする方法ではなく、逆に中から新しい皮膚が出てきてアトピーを押し上げて剥がす方法を用いれば全く違った反応が現れます。

まず、治療を始めると抑えていたものが表面に出てきます。酷くなります。それは仕方のないことで、中に溜まっていたものが外に出てきます。そうしなければ、アトピーは除去できません。一枚一枚皮膚が剥がれながら、症状のなかった部分に症状がでることもあります。中に隠れていたわけです。






酷く出てきても驚く必要はなく、徐々にそれは剥がれていき、最終的には傷跡もなくなります。いくら強いステロイドを塗ってもこのような状態にはなりません。根本治療と表面の症状の維持は、全く違います。中からアトピーを押し出せば、最終的に自分のきれいな皮膚を取り戻し、根本治療が可能です。

0 件のコメント:

コメントを投稿