2014年2月7日金曜日

ふくらはぎのアトピー(何もすることがありません)


ふくらはぎのアトピー(何もすることがありません)

アトピーを治療するために日々努力をしている人たちは、一日の日程がとてもせわしいものです。1日に3回保湿をするためには3回洗わなければなりません。アトピーがひどい人は痛いので洗うのを嫌がります。子供だったら痛くて嫌がるために、3回洗うことが戦争だと思います。

また家の掃除も小まめにしなければなりません。特にダニをなくすために、徹底して掃除をし服を洗濯し布団も洗わなければなりません。それも大変なことです。

次に食事にも気をつけなければなりません。食べてはいけない物を避けなければならないので、食事の献立を考えるのもいつも悩みの種です。それ以外にもあれこれしなければならないことと、してはいけないことが多いだけではなく、夜は痒がって泣くために、親は掻いてあげるためにぐっすり眠ることもできません。本人がつらいのは言うまでもありませんが、家族もとても大変な思いをします。

そのような戦争のような生活を続けても、一体いつまでこの生活を続けなければならないのか、それが見えてきません。

そうして、あれこれと手を尽くした挙句、当院の噂を知人から聞き、訪ねてくる患者さんが多いのですが、当院の治療法は簡単です。ただ11回漢方薬を服用し、何も塗らず、掻いても構わないので掻くことでピリピリしないで下さいと言うからです。

それで当院の治療を始めたお母さんたちは、「何もすることがないですね」と言います。今までとても忙しかったため、アトピーの子の為にすべての時間を費やしていたために、「これでいいのかな?」と変に感じるのだそうです。

重度の病気になって食事が摂れない場合は、ブドウ糖などの栄養剤を点滴します。いくら良い栄養剤を打っても、体は太らず脆弱していきます。しかし、お粥でもご飯でも食べれば、そういうものを打たなくても太ります。

私たちの体は外部からのそういう栄養剤よりも、食事を摂ってその栄養分を自ら吸収することが、自然の形であり簡単な方法です。アトピーも外部から塗るので大変なのであって、内部から新しく健康な皮膚を生成させてあげて、アトピーを押し出し剥がせば、何もすることがなく、楽にアトピーを解決することができます。

ある子が、下のような状態でふくらはぎにアトピーができて来院しました。今まで保湿をしてきたために、ふくらはぎが黒ずんでいました。そうして、これからは方向を変えて、外から塗るのではなく、中からアトピー毒を押し上げて剥がすことにしました。


このような過程でふくらはぎに溜まっていたアトピーはきれいになりました。一言で言えば、保湿をすればアトピーは徐々に溜まり、表面に出させて剥がせばアトピーは根本治療ができるということです。

この説明をどこまでご理解いただけるかはわかりませんが、このようにしてアトピーが完治し、アトピーから完全に開放された患者さんが多くいるということをお伝えしたいのです。

足の裏も、徐々に変わっていく姿を下の写真でご覧下さい。アトピーは溜めていけばひどくなります。しかし、剥がせば根本治療が可能です。


ウナ韓方医院 ファン・ヒョジョン

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