2014年2月4日火曜日

腕の内側にできたアトピー治療法


腕の内側にできたアトピー治療法~アトピー治療と幸せ

私は診療室で毎日毎日いろいろなケースのアトピー患者さんに出会います。

アトピーなのかあるいは胎熱なのか、生まれて間もない赤ちゃんにおっぱいを飲ませながら、頬に赤くぶつぶつ出てくるのを見て心配して訪ねてくるお母さんから始まって、

1歳になった子、幼稚園生、小学生、中学高校生、大学生、結婚を控えた人、社会人、そしてお年寄りになってからアトピーができて来院する人も。

そして、アトピーが出てきたばかりですぐ来た人、しばらくアトピー治療のために苦労してから来た人、長い間アトピーのために苦労しアトピーを治すためなら何でもやってみたけどだめだったという人、そのように来院する患者さんたちは千差万別です。

ひどい状態のアトピーなために、ここでも「治りません」と言われる覚悟で来たのですが、治るという話を聞かされて、いきなり泣き出す人。
いろいろな人に会う中で、最も幸せな瞬間がアトピーが完治した時です。

「もう、病院に来なくても結構です。」
「もう薬を出しません。治療完了です。」

そのような言葉を言うときに、私も最も幸せで、うれしそうに挨拶を何度もしながら、親子が手を振って帰る姿を見るときに、医師になって良かったと思う瞬間です。







このように本当にひどい状態で来院した人たち、今までなぜアトピーが治らなかったのか説明し、方向が間違っていたことと、また一時的に症状を抑えるやり方の問題点を説明し、今までの考え方を変えていただいて、方向を転換し、私の治療について来ていただけるよう説明をします。
その後、中から健康な新しい皮膚が出て、アトピーをはがす治療を開始します。
この治療法は、一言で言えばせみが脱皮をするようなものです。

このようにして、皮膚の生成サイクルに従い、一枚一枚剥がしていくと驚くべきことがおきます。(剥がすといっても手で剥がすのではなく、もともと人間の皮膚は28日周期で剥がれているのですが、歪んだ病気になった細胞が作る皮膚ではなく、健康な細胞が作る皮膚を生成させ、上に押し上げる方式です。)
今までは病気になった炎症を起こしている細胞があって、膿が出たり、ひび割れたり問題を起こしてきたわけですが、健康な皮膚になれば、皮膚は人間の体を保護する保護幕になると同時に美しい皮膚に変わります。肌がきれいなだけで、人はきれいに見えるものです。

アトピーが治って、明るい笑顔で微笑みながら、人生の大きな障害物になってしまうその鎖を解いて、元気に生きていく姿を見るとき、このような幸せを感じながら生きている人がどれほどいるだろうかと考えたりします。
ウナ韓方医院 ファン・ヒョジョン

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